こんにちは,kazumiです。
三木町の山中にある小蓑です。
高松道をさぬき三木ICで降りて県道を南下。ことでんを越えてカクンカクンと折ると,こんどは県道42号線をどんどん南下します。山の気配を感じかけたころに,この標識が見えるはずです。
目的は小蓑。迷わずに標識の通りに進んでください。
どんどん山の中の県道を進んでいくと,耕作放棄された田畑が目につきます。元は棚田か段々畑だったんでしょうね。
六地蔵まで来たら。小蓑の集落まであともうちょっと。
急に建物が増えたところにあるのが,農村レストランどんぐりころころです。
ここは日曜日限定のお店です。地元のおばあちゃんたちで運営されています。
でてきたのは,こんな感じのセット。実は
こんなところにもうどんがあるんですね。うどんとばら寿司,揚げ物が少しと紅白なます。蜜柑が2分の1個ついてきました。
ばら寿司は結構具だくさん。錦糸卵の上にたくさんの山の幸。栗まで入っていました。
お目当てのうどんはこちら。
うどんの上に乗っているのは・・・
イノシシだそうです。罠で獲れたイノシシを捌いて提供しているんだとか。
うどん自体は冷凍麺だと思うのですが,私にとってはこんな山深い集落で,うどんを食べることができて時点で100点です。それにしてもすごいとこにあるなあ,ここ。
農村レストラン どんぐりころころ
香川県三木町大字小蓑929-3
087-899-1099
090-9554-9282
10:30~14:00
営業日:日曜
第1・3日曜がうどんの日。第2・4日曜はイノシシハンバーグの定食の日。第5日曜はお休みです。
お土産に小蓑のお米や,イノシシの肉が置いてあります。
県道をそのまま南下すると,廃校を利用した希少糖の研究施設。
小蓑の村はお地蔵さんに守られていると,どんぐりころころのおばあちゃんが言ってましたね。
小蓑を見守る熊野神社。
そして,田尾さん監修のインタレストにも紹介されていた虹の滝も見どころの1つ。読み方は“こうのたき”です。
このまままっすぐ行くと,塩江街道に出ます。高松からは塩江街道を進んで小蓑大橋を北進する方がはるかに速いでしょうね。道もけた違いにいいですし。
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- 2019/12/28(土) 19:20:21|
- 香川県三木町
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こんにちは,kazumiです。
高松道をさぬき三木で降りて県道を南下すると見えてくるのがこの建物。
看板も何もない十河製麺に行ってきました。
田尾さんのさぬきうどん未来遺産プロジェクトによると,昔はいわゆるうどん屋さんというものはなかったそうです。あったのは製麺所か,せいぜい寿司や丼物も置いていたうどん食堂くらいしかなかったのではないか,とされています。
もし,もし,その仮説が本当だとすると,讃岐うどんの源流は製麺所にあったのではないかということになります。山越がそうであったように,製麺所のかたすみに,間に合わせの椅子やテーブルを置いて,目の前でできたうどんを食べるというのが製麺所セルフの始まりの姿だったのかもしれません。ただ,年月を重ねて,いまだその姿を保っているお店はほとんどないでしょうね。この10年間で趣のあるお店は次々と閉店してしまいました。製麺所セルフではありませんが,丸亀の入江が年内いっぱいというコメントをいただいて,ただただ驚いています。
2006年からという最後発で讃岐うどんファンになった私には,昔の香川県の様子が分かりません。当り前のことなんですが,その一端でも知ることができればと思いながら,うどんのことを考えています。私は新店ハンターではありません。ハンターなんて物騒な名前はまっぴらですが,旧店ファンと呼ばれるならならいいかもしれませんね。旧車マニアみたいですが。
さて,十河製麺です。
製麺所セルフの原型をとどめている貴重なお店ではないかと思っています。何といっても看板がない。食べに来る客は近所の人だけ。卸しを中心とした製麺所には看板なんか必要ではないのかもしれません。コカ・コーラの自販機がなければお店とは気が付かないでしょうね。でも,単になる民家にも見えませんけどね。
うどんを注文するとどんぶりに入ったうどんが1玉。
自分で湯がいて,揚げを1枚。ネギ乗っけてダシ張って出来上がり。
十河製麺
香川県三木町井上717-8
087-898-3358
10:30~14:00
定休:日曜

定休日曜と書いておいて,訪れた日は11月17日。日曜だったんですね。お店でやってたのはのど自慢。お客さんスペースも風情があっていいですよね。
でも,そんな十河製麺にこんなグッズがあったなんて。
ストラップ。これ買っちゃいました。
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- 2019/12/25(水) 08:00:08|
- 香川県三木町
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こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
うどん食堂の後は製麺所です。
田尾さんのさぬきうどん未来遺産プロジェクトによると,
昔々,いわゆる一般店というのはほとんどなくって,
あったのは製麺所か,せいぜい寿司や丼物も置いていたうどん食堂くらいしかなかった。
そういう証言がいくつも寄せられているようです。
もし,そうだとすると讃岐うどんの源流は製麺所ということになります。
製麺所の片隅に,間に合わせの椅子やテーブルを置いて,
1玉2玉をどんぶり鉢に入れてもらって醤油かけて食べられるようになって,
自家製のダシが用意するお店もできて,天ぷらも揚げるようになって。
というのが製麺所セルフの成り立ちといわれています。
今回は,製麺所セルフのなかでもなかなかの風情を残している,
十河製麺に行ってきました。

見てください,この外観。
すばらしいですね。
お店の方はこの外観をどう思ってらっしゃるのか,全店制覇攻略本には掲載されていません。
ですから,ここまで足を運んだ人のみがこの外観を見ることができるんです。
もうこんな外見のお店,県内探してもなかなか残っていませんよ。
まず,看板がない。
さぬきうどんの幟がなければ,単なる民家です。
コカ・コーラの自販機や宅急便の看板が,かろうじて何かの店舗ではないかと推測させます。
では,入ってみましょう。


中に入るとカウンターの向こうはうどん屋さんというより,そこは正に製麺所。
大将とその息子さんらしき若い方が,
出来上がったうどんを1玉1玉袋詰めしているところでした。
うどんの袋詰めといえば,今は廃業されてしまったのですが,坂出の上原製麺所。
あそこと同じような感覚です。
上原製麺所はすごかったですね。
うどん屋でうどんを食べているというより,
製麺所で社会見学しているという方が近いかもしれませんでした。
香川県に限らず,津々浦々にうどん処数あれども,
製麺所から派生したうどん屋さんが現役でたくさん残っているというのは,
さぬきうどんの魅力の1つかもしれません。



さて,十河製麺です。
うどんを注文すると1玉がどんぶり鉢に入ってでてきます。
テボで湯がいて,緑のタッパからネギを少々。
タンクからダシを注いで揚げを1枚。
これで完成です。


茹で置きですからコシがちょっと・・・
かもしれません。
でも,それは製麺所セルフの当り前です。
茹であがりピッタリの時間に来なければ,こんなものですって。
もうね,こんなところに来てまで,コシとか加水とか出汁がとか,
そんなん言っちゃダメですよ。

そんなことよりも,この日ここで食べることができただけで幸せ。
私にとっては,日常からかけ離れた体験ができただけで十分です。
しかも,うどんも美味しかったし。
十河製麺
香川県三木町井上717-8
087-898-3358
10:30~14:00
定休:日曜
外観は決して入りやすいとは言えません。
でも,思い切って戸を開けてみましょう。
絶対にみなさんを拒絶したりしないはずです。
向こうも商売ですからね。
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- 2015/09/07(月) 17:55:00|
- 香川県三木町
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こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
今回は東讃です。
100周年を迎えた,今年の夏の甲子園。
香川県代表は,大島家の大将が応援している寒川高校でした。
三本木,英明,丸亀城西と,シード校3つを撃破しての堂々の優勝。
甲子園では健大高崎にえらい目にあわされましたが,
その寒川高校と同じ名前のうどん屋さんがあるんですね。
ということで,寒川に行ってきました。

寒川は飲食店の店舗はまあまあ広い程度ですが,
隣には大きな建物が併設されていて,全体としては大変大きいんです。
トラック用の貨物デッキも設置されていて,小規模な運送業者のようです。
実は隣は製麺販売を中心とした寒川食品なんです。
ですから,寒川は製麺所派生セルフのもっとも大規模な例かもしれません。
いうなれば,製麺所セルフならぬ製麺企業セルフでいいんでしょうか。

かけ1玉と注文すると,どんぶり鉢にうどんが1玉。
これをテボで湯がいて,タンクのコックをひねってダシをかけて完成。
一から十までのfullセルフです。

うどんのお供はカニクリームコロッケ。
これが意外にかけうどんに合うって知ってました?


寒川
香川県三木町大字鹿伏413-2
087-898-3210
月~金:10:00~14:30
土・祝:10:00~15:00
定休:日曜日
道路を挟んですぐそばには高校がありました。
そうか,ここが寒川高校か・・・
えっ,ちがうの?
三木高校でした。
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- 2015/09/04(金) 06:55:00|
- 香川県三木町
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こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
カンカン照りです。
空真っ青です。
ここは三木町。
希少糖の里だそうです。
高松道の三木ICのすぐそばです。
まさか,こんなところにうどん屋があるとは。

尾後やに行ってきました。
それにしても,いくらなんでもちょっと在が悪すぎないかい?
一体,どんな人がここにうどんを食べに来るんでしょうか。

どんな空よりも青い暖簾をくぐって中に入ると,ほら,私1人やん。
とりあえず,暑かったので温玉ぶっかけうどんの冷たいやつ。
おにぎりもいなりずしもトレイの上でズラッと出番待ち。
そこからいなりずしをピックアップ。


ぶっかけダシは別に徳利に入ってます。
これをうどんにぐるっと回しかけて,出来上がり。



温玉ぶっかけうどんは美味しいですよねえ。
私は早々に黄身をつぶして,それをソースのようにうどんに絡めて食べる派です。
大事に大事に黄身をつぶさないように食べる派ではありません。
つぶして食べる派は食べた後,食器がちょっと汚れてしまいがちですけどね,
でも,器に付いた黄身をうどんで拭い取って食べたりして。
ちょっと行儀が悪いでしょうか?
でもね,絶対,黄身をつぶした方が美味しいって思ってます。


いなりずしも美味いぞ。
ここのいなりずしは中の具に揚げが使われている,揚げin揚げタイプです。
尾後や
香川県三木町井上2516-4
087-898-2725
10:00~14:30
無休
それにしても広い店内。
写真はないけど厨房がまたびっくりするほど広いんやけど。
それにしても誰もおらんが,まあええか,まだ昼前やし。

そういえば,お握りもいなりずしも誰も取ってなかったな。
ひょっとして私が朝一番の客か?
んなことないって。
開店1時間も経ってんのに。
と思って食べ終わった食器を返しに行くと,
割り箸を入れるバケツに中には使った割り箸が一膳分。
私,2番客か。
テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2015/07/24(金) 05:55:00|
- 香川県三木町
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