
こんにちは,kazumiです。
松に行ってきました。
場所は阪急淡路駅からすぐの商店街の中。外出自粛であろうがなかろうが働かなければならない人は電車に乗って職場に行かなければならない。幸いにも私の職場では3月の頭から自宅待機を命じられていおり,たまの出勤日もバイクで向かうので通勤電車がどのようになっているのかは,関西のニュース番組の映像でしかわからなかった。しかし,淡路駅にはその映像よりもたくさんの人がいた。ガラガラの心斎橋の映像が象徴的に使われているが,あれだけを信じてはいけない。京都線と千里線が交差する淡路駅は,最近JR淡路駅が新設されたせいもあって,たくさんの人が乗降しているのだと知った。

さて,注文したのは,さくらえびのかきあげうどんと鯛飯。
かき揚げも薬味も別盛り。うどんは素の状態で運ばれてきた。
ダシは薄く見えるが,口に含むと意外と濃厚。麺は細いながらもしっかりしたコシ。
外見からはあまり見えなかったサクラエビ。割ってみると出てくる出てくる。うどんが美味しかったので,うどんの中に入れずに,添えられていた塩で食べることにした。タマネギの甘さも加わって,塩で食べたがウマいウマい。
最後に少しだけ薬味をうどんに入れてみたけれど,薬味はいらんな。そんなんいらんほど十分に美味しい。やっぱり関西の讃岐うどん店は打率が高い。なかなかハズレの店に当たらない。たぶん冷かけなんかも絶品に違いないだろうな。
でも,ここが香川県のうどんを食べたいという欲求を満たしてくれるのではない。どんなに美味しくても代用であり,代用でもないのである。
うどん処 松
大阪府大阪市東淀川区東淡路4-17-9
06-6322-0831
11:30~15:00
17:00~21:15
定休:火曜日
もう少しベーシックなうどんにしたら,鯛飯はセットにできたのだけれど,さくらえびのかきあげうどんはセットにできないという。単品ずつ注文するしかないのだが,なかなか難しいものである。
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- 2020/05/25(月) 08:00:08|
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こんにちは,kazumiです。
道頓堀に行ってきました。
この日は3月20日。
緊急時多宣言以前とはいえ,すでに海外からの渡航が制限されていて,道頓堀はかなり人通りが少なくなっていました。普段の半分くらいでしょうか。なかでも外国人観光客の数はずいぶんと少なくなっています。外国人観光客に限ってみると普段の10分の1以下かも知れません。
そんな中,創業昭和21年の老舗うどん店,今井に行ってきました。
今井といえば有名なのはきつねうどん。
ふっくら炊きあがったお揚げさんが2枚も乗っています。
これがまた甘くておいしい。さすが老舗。さすが一流店。香川県にもオプションで揚げを置いているお店がたくさんありますが,一番違うのが厚みですね。タップリと煮汁を含んでいるのに,自重でぺしゃんこにならないのは揚げ自身にある程度のコシがあるから。
このコシに支えられた体積が多量の煮汁を逃がさない秘訣であると感じました。
道頓堀 今井本店
大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-22
050-5570-5507
11:00~21:00 (L.O.20:30)
定休:水曜
でも臨時休業してるかもしれんなあ。
ボツの理由?
天井のしましま模様がうどんに映り込んで,うどんのように見えるから。
これどうしても不可避だったのよ。
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- 2020/04/21(火) 08:00:08|
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こんにちは,kazumiです。
大阪は新世界。
ここにもう一軒,昔ながらの昭和のシチューうどんを出すお店が残されてるですって。
通天閣からすぐ近くのあずま食堂に行ってきました。
こちらメニュー

シチューうどんとかやくごはん

かやくごはんは大。
これこそ大阪浪速のかやくごはん。美味しい!

シチューうどん

麺は市販の袋麺。
断面は丸いしコシは抜けてるし,というよりコシなんてそもそも最初っからないし。でもいいんです。
大阪のうどんの主役は麺じゃないの。ダシなの。いやいや大阪ではつゆなんです。スープなんです。
上にかかっているシチューは肉にタマネギとジャガイモ。
とろみはまったくなし。さらっさら。味はお肉と野菜の旨味がほとんど。味付けは塩だけ。
これこそが昭和のシチュー。ハウス食品前史の我が家にあった簡素且つ素朴なシチューそのもの。
あずま食堂
大阪府大阪市浪速区恵比寿東2-5-7
06-6631-4248
09:00~15:00
定休日:水曜と月イチ10日
この手の食堂で日曜営業って珍しいでしょ。

我が家ではあまりにも素朴なのでウスターソースとコショウをプラスしていました。

えっ?
山椒だったの?
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- 2020/04/03(金) 08:00:08|
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こんにちは,kazumiです。
ここは新世界。
ディープ大阪の入り口です。
現役の射的場があったり。今では射的も珍しいですが,その前にあるガチャガチャのほうがあやしそうです。
昭和の香りの残るスマートボール。
ちなみに,射的場もスマートボールも18歳未満は入場お断りです。
外出自粛の前とはいえ,結構人はいるのですが入国制限のせいで韓国人や中国人は皆無。
ひとつ奥に入ると誰もいません。
でも,こんなところに串カツのだるまの一号店があるんです。私も小さい頃,父に連れられて何回も来たことがあります。たぶん,動物園の帰りでしょうね。私はこの串カツが本当に大好きで,週末の旅に串カツ串カツとねだってましたね。でも,まさかこんな大きなチェーン店に発展するなんて,父親も思っていなかったでしょうね。
時期遅れの洋画を3本立てで上映する名画座。大阪にたくさんあったのですが,もうほとんど残っていませんね。そういえば実家の近く。小学生の徒歩圏だけで6軒もの映画館があったんです。東映まんが祭,東宝チャンピオン祭。夏休み・春休みの度に東映のアニメや特撮,ゴジラシリーズを中心に5本立てとかが上映されていました。でも,ウチはあんまり映画に行かせてもらえなかったんです。周りのみんながうらやましかったですね。
小さいですが,手書きの看板。まだ残ってるんですね。
大衆演劇の専用劇場。ちょうど舞台が終わったばかりですね。座長の役者さんが出てきました。物販かサイン会でしょうか。
ここからがジャンジャン横丁。
昔は本物の真剣師がゴロゴロしていた将棋倶楽部の三桂。客層はほぼ100%高齢者。よほど腕に自信がないと,こんなところ入れないですね。
むかし繁華街でよく見かけたのが傷痍軍人と詰将棋。いかにも詰みそうなところから始めて詰んだら賞金がもらえるんだけど,実は絶対に詰まないようにできているインチキなテキ屋の一種。
私が高校生のときは,この辺に花月劇場があったんですよ。その名も新花月。
大阪名物ミックスジュースの発祥の地ってここか。
早朝から行列ができる串カツのてんぐ。でもこの行列のほとんどが観光客。
新世界もジャンジャン横丁も,わたしが高校生の頃は日雇いの労務者や生活困窮者,今ではホームレスなんてかっこいい名前がついてますが浮浪者なんかであふれていました。どこに行っても逃れることができない強烈な尿の匂い。街全体に浸みついているようでした。段ボールでできた家。生きているのか死んでいるのか分からない路上に倒れて動かないヒト。尻出して歩いてるおっちゃん。いろんな人の暮らしを見ることができました。
通天閣周辺やジャンジャン横丁はよくディープ大阪といわれていますが,すでにかなり観光地化されています。休日にもなると若い人や家族連れも見られます。もともと最寄り駅は大阪メトロ動物園前ですので,昔から家族連れは多かったでしょうけどね。でも決して子供に見せたい街ではなかったのは事実です。
とにかく大声厳禁なんて見たことないでしょ。騒音対策じゃないんですよ。これは大声対策ですからね。この周辺のヤバさが分かるでしょ。ホントにヤバいのは高架下の横にある公衆トイレですけどね。
今では新世界もジャンジャン横丁も明らかに観光地化されていて,当時の空気はかなり薄れています。あの尿臭は全くしません。るるぶやまっぷるに載っているディープ大阪はジャンジャン横丁まで。ここからは,ガイドマップには決して載せられないホントのディープ大阪です。
基本ヒトがいません。
貧者の拠り所スーパー玉出。
やたら多いリサイクルショップ。3軒も並んでいます。これも昔はがらくた屋と呼ばれてましたね。どこからか拾ってきたゴミのようなものを売ってたお店です。
目立つのはカラオケスナック。そのほとんどのドアがが無色透明のガラスで中の様子がはっきりと丸見え。ちょっと変でしょ。そしてほぼ例外なく,カウンターの内側にはこんな場所には似つかわしくない若くてきれいな女の人。
中が写っちゃうので,写真はなしね。
この細長い公園は山王みどり公園。鉄道跡につくられた公園です。ちょうどこのあたりに駅があったそうです。
駅名は飛田本通駅。
この商店街を抜けて少し歩くと,そこは飛田新地なんです。
飛田新地にも観光地化の波が押し寄せているようですが,この張り紙を見るとさすがにここがディープ大阪の最深部だと思わされます。
日本で一番高い建物のあべのハルカスからわずか1kmちょっとのところに,大阪の最深部があるんです。
大阪で最も勾配の大きなところがここなんです。
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- 2020/04/02(木) 08:00:08|
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こんにちは,kazumiです。
久しぶりに実家に帰りました。
手持ちのマスクを使い切ってしまったので,母にマスクを買ってきてもらったんです。
実家に帰るのは年に1回か2回くらい。
実家があるのは,大阪三大商店街の1つと言われた千林商店街。
昔は京阪千林駅前にダイエーの一号店やニチイがあって大変にぎわっていました。定期券を買ってまで千林商店街に来るお客さんがいたなんて話があるくらいです。今ではずいぶんと人の数は少なくってしまいました。昔あったお店の半分くらいは別のお店になってしまっています。ダイエーもポトスもなくなってしまいました。今はパチンコ屋さんになってました。ニチイも今は跡形もありません。跡地にはマンションが建っています。こんなのはましなほうで,隣接する今市商店では新しいお店も入らず,シャッターが降りたままになっているのを何軒も見ました。
その帰りに寄ったのが力餅千林店。
力餅はその名の通り餅屋さん。でもその正体はうどん,そば,中華そば,丼物なんでもありの,関西を代表する元祖大衆食堂チェーン店。
食べたのは餅とうどんの両方を楽しめる餅うどん。
力餅千林店
大阪府大阪市旭区千林2丁目15-29
06-6951-3557
10:30~18:00
定休日:火曜日・水曜日
大阪では焼いた餅を入れて,かちんうどんなんて呼んでいます。
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- 2020/03/22(日) 00:00:00|
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