
こんにちは,kazumiです。下書きのまま公開されてしまっていました。
昨日(11/25)にサンケイブリーゼで行われた,
UTAU TOUR 2010に行ってきました。
UTAUはあの教授こと坂本龍一がピアノを弾き,そしてあの大貫妙子が歌うという,
たった2人ではありますが豪華なライブです。
今年はこれで,YMOのメンバー3人のソロ活動と,YMOとしての活動をライブで見ることができました。大変幸せなことです。贅沢なことです。贅沢微糖です。
記録を紐解きますと,今年見たYMO関連はこんな感じ。
4/29 Springfields10 細野晴臣,矢野顕子 ほか 緑地公園野外音楽堂
8/ 8 WorldHappiness2010 YMO,pupa ほか 夢の島陸上競技場
10/29 Dreaming pupa tour pupa(高橋幸宏のユニット)サンケイブリーゼ
11/11 utau 坂本龍一 大貫妙子 サンケイブリーゼ


当日券で鑑賞したのですが,開演1時間前を切っていた時点で,こんなすばらしい席が空いていました。ブリーゼは前から4列目,つまりA~D列まではフロアに傾斜がありません。5列目から明らかな傾斜がついていますので,B~D列は前に背の高い人がいると,例えば前が巨神兵だったらアウトです。
私はF列17番ですから,見やすいことが約束された一番目の列のちょうど真ん中ということになります。しかも,私の両側の席も開演1時間前でまだ開いていました。不思議とその列の4席以外は1階はすべて埋まっていましたので,幸運中の幸運ですね。

チケットの金額を見て下さい。8900円です。
ハッセンキューヒャクエン ですよ。
これには理由があって,日本国民が1日に排出する6kgのCO2のうち,
1kgをOFFSET(相殺する)のに必要な金額が上乗せされているんだそうです。
このバッジは1kgのCO2をOFFSETする金額を払った証ということでしょうね。

細野さんは1.46t,毛利さんは3.65tものCO2をOFFSETされてます。


これはスピーカーの広告です。ロビーに展示されていました。
ライブは10分遅れ。坂本さんがツイッター見ていて遅れたのではなく,ツイッターで遮断機の故障事故のニュースを見て少し遅らせたんだそうです。
真っ暗なステージにグランドピアノが1台。最小限の照明と静寂の中コツコツと足音が聞こえて2人の登場です。
はじめは2人で,Tango,美貌の青空。
スイートリベンジやスムーチィーの頃の曲が演奏されます。
続いて,KOKO,赤とんぼ。
山田耕作先生に最近似てきた,と坂本さん。それは今日の眼鏡のせいだと思います。
大貫さんの名曲,夏色の服でいったん大貫さんは退場。
しばらくは坂本さんのピアノが何曲か続きます。知らない曲もいくつかあったのですべてをお伝えすることはできませんが,NEOGEOからbefor longだったかな
再び大貫さんが登場。前半の茄紺のドレスから黒に白のポルカドットのドレスにチェンジ。
映画, Femme Fataleのサウンドトラックから,LostTheme。
Femme Fataleの監督のブライアン・デ・パルマからラベルのボレロそっくりに作ってくれといわれ,メロディーは異なるのだが,アレンジがボレロそっくりになるように曲を作ったところ,日本やアメリカにはアレンジに対する著作権がないのだが,フランスにはアレンジに対しても著作権があったそうで,フランスの法律でラベル財団から訴えられそうになったお話など,普通では聞けないお話が聞けました。
最初は観客の鈍い反応に,本当にお客さんいるの?とか言っていたんですが,すぐに息の合った会話になりました。
そして私が一番感動したのは,鉄道員(ぽっぽや)のテーマ。
奥田民生さんの歌詞が切なすぎます。
オリジナルは坂本さんの娘,美雨さん。
アンコールは,Merry Christmas Mr.Lawrrence。戦メリですね。
そのあと,大貫さんも加わって色彩都市だったかな。
アンコール2は風の色。
今日,11/26にも同じく大阪はサンケイブリーゼでライブがあります。
当日券もあるかもしれません。

客電がついた後のステージです。
みなさんも,おやすみなさい。
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- 2010/11/26(金) 05:59:13|
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