
こんにちは,kazumiです。
同じ東京国立博物館の敷地内とは思えないほどひっそりとしてます。
国宝館の喧騒が信じられないほど静かです。
池にふんわりと浮かぶ軽やかな美しい建築物なので,私の大好きなところです。
お昼ご飯を兼ねて,
法隆寺宝物館に行ってきました。

正面のほとんどはガラス張りで,
全体を白い箱で囲んだようなデザイン。
薄いひさしに細い柱。
そうです。
これって以前紹介した
京都国立博物館新館(平成知新館)と共通するデザイン。
設計はどちらも世界的建築家の谷口吉生さんでした。
中はというと,
法隆寺から寄贈されたたくさんの仏像や寺宝がびっしり。
落とされた照明の中で輝いています。
国宝や重文が至る所にあるんです。


この1階にホテルオークラのガーデンテラスがあって,
ちょっとした食事ができるのはご存知でしたか?


この日は,
高知産の真鯛をソテーしたもの。
バジルの香るパルメジャーのチーズも濃厚なジェノヴァソースでいただきました。

付け合せの野菜も色とりどりで美しいです。
ちょっとだけですがワインも頂いて。
一息ついたら,次の場所に移動しましょう。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2014/11/30(日) 23:55:00|
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こんにちは,kazumiです。
東京で大変なことが起こってます。
例えばです。
『 ●●寺のすべて展 』 が催されているとしましょう。
場所は例えば△△県立博物館。
内容は,
国宝4点,重要文化財25点を含む総100点の●●寺の寺宝を一挙に公開。
建立当時から今に至るまでの●●寺の歴史を余すことなく紹介します。
こんな感じだと思うんです。
ところがこの展覧会,出陳されるすべてが国宝。
一から十まですべて国宝。
端から端まですべて国宝。
隅から隅まですべて国宝。
目に入るものすべて国宝。
前門の国宝後門の国宝。
右も国宝,左も国宝。
前も国宝後も国宝。
国宝の次も国宝。
その次も国宝。
ぜんぶ国宝。
国宝だけ。
センター含めて選抜メンバー全員国宝
1番打者から9番打者まで全員国宝。
キーパー含めて11人が全員国宝。
本命を含めて18頭が全頭国宝。

こんなのありますか?
こんなベタで,こんな品のない展覧会。
その名もズバリ!
日本国宝展。
上野の東京国立博物館に行ってきました。

それにしても,この展覧会は大人気です。
11月28日の時点で30万人を突破したようです。
1990年の国宝展は77万人を集めました。
さすがにこれには及ばないと思いますが,
残りの会期でどれだけの数になるんでしょうね。

ちなみに前期の11月3日では60分待ちだったのが,
先日の11月24日では120分待ちでした。
直前にNHKの日曜美術館で紹介されたのと,
期間限定で志賀島の金印が展示されているのとの相乗効果でしょうね。
こういう有名展は早朝から午前中にかけて混雑が予想されます。
注目の1つは土偶です。
埴輪の国宝は何点もあるのですが,土偶の国宝は全国に5点しかありません。
しかも,その収蔵されている施設が北海道だったり青森だったり。
その5体の土偶が勢ぞろいするのです

左から右へ
縄文の女神 山形県立博物館
高さ45cm 現存する土偶では日本最大
モデル体型です
合掌土偶 八戸市埋蔵文化財センター
手足に修復の跡があるそうです
大事にされていたんでしょうか
縄文のビーナス 尖石縄文考古館
日本最古の国宝で4500~5000年前
中空土偶 函館市縄文文化交流センター
北海道で唯一の国宝
ということは,今は北海道には国宝は不在なのか
仮面の女神 尖石縄文考古館
2014年に国宝に指定されました
地獄草子/餓鬼草子

ちょっと前の地獄ブームは健在なのでしょうか。
残酷なシーンが好まれるのは,進撃の巨人ブームで実証済み。
二重三重に草子を見つめる人垣にこそ,恐さを感じます。
支倉常長像
私が見たかったのはこれ。
独眼竜で有名な伊達正宗からヨーロッパに派遣された,
支倉常長の肖像画。
ヨーロッパで描かれたもっとも古い日本人の肖像画です。
帰って来たら日本にはキリスト教禁止令。
どこかに隠していたんでしょうね。
2つ折りの跡が残っています
元興寺極楽坊五重小塔
小塔といっても高さ5m以上。
工芸品ではなくこれは建築物に分類されています。
ですので,解体の際には,文化庁の現状変更の許可が必要だったそうですよ。
金印
後期展示の目玉はこれ。
教科書に載っているアレです。
間近で見るのはさらに行列に並ぶ必要があるんですが,
これは横からで十分!! と
いとうせいこうさんがおっしゃっていました。
玉虫厨子

こちらも教科書で有名。
飛鳥時代の最高品質の工芸品だったはず。
玉虫の羽はほとんど剥落していますが,
丹念に探すと残っているものを見つけることができますよ。
これは入ってすぐ。
はじめの方に展示してます。
善財童子立像
こちらも大人気。
文殊菩薩の侍者の1人として描かれています。
合掌したまま,つぶらな瞳を向けて振り返るさまをとらえています。
菩薩様の様子を案じているんでしょうか。
こちらは2013年の国宝指定。

実はどの国宝もそうだと思うのですが,
東博に集められたのでこんな騒ぎになるわけで,
玉虫厨子も小塔も金印も,地元に展示されてるときは,
ひっそりしているものです。
国宝の大半は京都・奈良・滋賀にあるので,
私なんかは本当は恵まれているんですけどね。
この国宝だらけの展覧会は12月7日まで。
あんまり好評なので,会期会期終了まで,毎日20時まで開館するそうですって。
テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2014/11/30(日) 17:55:00|
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こんにちは,kazumiです。
上野駅前の商業ビルの2Fに寿司清上野店があるというので,
行ってきました。
ここで頂いたのは,ちらしずし。

関西のちらしずしと違って,江戸前のバラちらしというものですね。
何が違うのかというと,
江戸前のバラチラシは基本的な材料が握りずしと変わりません。
鮪や玉子コハダも細かく切って,
イワシやアジもサーモンも細かく切って,
キュウリも切って,イクラは切らなくっていいのでそのまま。
どちらかというと,職人さんの腕に寄って,出来が左右される点は少なかろうと思います。
それだけでは物足りないので,
サヨリ/イワシ
サヨリには包丁目が加えられえて,シャリとの間には大葉が忍ばされています。
上には生姜が。
私は素直に何も手を加えずに山葵で食べるのが好きなんですけどね。
たしかにサヨリは光り物の中に分類されるのでしょうけど,
そんなに匂いが気になる魚ではありません。
アジ
アジだって,こんな感じで真ん中に包丁を入れて生姜に小口のネギ。
これが決まったスタイルのようですが。
新鮮なものであったら,山葵で食べても美味しいと思うのです。
サバ
見事にピンク色。
見て分からないと思いますが,
薄く薄くスライスされた〆サバを3枚使っているのです。
キンメダイ
皮目を軽く炙っていただきます。
築地寿司清 上野店
東京都台東区上野公園1-54 上野の森さくらテラス2F
03-5812-1245
11:00~23:30
無休
築地寿司清 本店はその名の通り築地にあります。
本店の方は明治22年創業。
老舗中の老舗なんです。
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- 2014/11/29(土) 17:55:00|
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こんにちは,kazumiです。
上野です。
上野公園の中には徳川家康の菩提を弔う寛永寺があります。
その別院がここ。
清水堂です

京都東山の清水寺のように斜面に建っています。
小さいながらも清水の舞台もあるんです。
そして上野は桜の名所。
安藤広重も江戸名所百景の中で,上野清水堂不忍ノ池として,
桜咲き誇る上野の様子を描いています。

その中に,妙な松があるのに気が付きましたか?
松の枝がクルッと丸く輪を描いています。
これが月の松。
月の輪のような松の枝です。
江戸時代の植木職人ががんばって曲げたんでしょうね。
自然の力ではこんな風になるはずはありません。

清水堂の舞台に上がると,月の輪から不忍池に浮かぶ弁天堂が見えます。
広重はこれも江戸名所百景に大きく描いています。
江戸名所百景 上野山内月の松です。

輪の中から不忍ノ池と対岸を描いています。
当時はまだ弁天堂はなかったんでしょうね。

と思えばこんなイベントも。
三重県の伊賀上野市のイベント。
キッズ忍者大集合の忍者キッズダンスショー

イベントといえばゆるキャラ。
最近ではご当地キャラっていうんですね。


そして,よくわからないアイドルショー。
アイドルといえば,昔は手が届かない人たちことを指していたかと思うのですが,
今ではさまざまな形態のアイドルが発生。
ずいぶん身近になったものです。

こちらの方は,ゆるキャラを応援するゆるドルのゆっふぃーさんのステージ。
ゆるドル?
ゆっふぃー・・・
ゆっふぃー!

ゆっふぃーってテラシマユフか。
昔,BiSにおったテラシマユフか。
無事やったか。
生きとったか。
こんなところで見るとはなあ。
テーマ:神社仏閣 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2014/11/28(金) 23:55:00|
- 神社仏閣
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こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
という訳で,期せずして高松での時間が空いてしまいました。
本当なら,9時ごろまでゲスノ極み乙女。のライブ。
物販の間,できればメンバーと。
でなければ,地元のファンの方といろいろ歓談する時間があって,
10時ごろオリーブホールを出て,帰宅は深夜0時ごろのイメージだったんですが,
19時半の時点で,行くところはなし。
とすれば,ここです。
久しぶりに,高松市は松縄町の大島家に行ってきました。
今月大島家に来るのは初めてです。
大島家どころか,今月香川県でうどんを食べるのも初めて。
これで2006年8月以来,99カ月連続香川県に来てうどんを食べる記録をひと月更新。
100カ月連続大阪から香川県内に来てうどんを食べる記録を達成です

この日頂いたのはしっぽくうどん。
畑から収穫されたばかりの野菜が,これでもかと言わんばかりにてんこ盛り。
しかもサトイモをはじめとする根菜軍団のボリュームは凄まじいものがありました。


健康うどんのもう一色はダイシモチ麦(大師餅麦の意味か?)。
麺の色は褐色がかった薄い灰色。
見かけはまるで蕎麦ですね。
大島家
香川県高松市松縄町1013-26
087-865-2524
11:00~14:30
17:00~21:00
定休:水曜・木曜の午後の部
100カ月連続で,訪れた回数は181回。
ひと月平均1.8回です。
この回数はどんなに長く滞在しても1回。
日帰りでも1回という数え方によるものです。
この間,訪れたうどん屋(うどん屋といえないものもたくさん含む)は,
全部で753軒。
延べにして,1325軒です。

1325軒のうち,最もたくさん訪れたのはこの大島家。
今回で63回ですって。
テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2014/11/27(木) 16:55:00|
- 香川県高松市
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