
こんにちは,うどんライダーkazumiです。
高見島でのお昼は,生栄丸に行ってきました。
もともとは生栄丸とは漁船の名前でしょうか。
ガレージのようなお店です。


ポップを見ていると,
やたらと,ハモとタコを推してきています。
お店に入ると,これがタコのうま煮。

干物も売ってますが,これメチャクチャ安いですよね。
どの魚も200円から300円程度。
さすが漁師価格。
さすが漁港価格です。

定食が来るまでタコのうま煮で時間つぶし。
すごく軟らかく炊けています。
しかも太いです。
香川県でよく食べられているイイダコとは違います。
マダコです。

高見島はタコ漁でも有名なのでしょうか。
瀬戸芸でも,前回・今回とタコにちなんだ作品があります。
子のうま煮のタコ,生前のお姿は,さぞ立派だったことでしょう。

注文したのは,ハモの炙り定食。
骨切を施された湯引きのハモに,
小アジの南蛮漬け。
ご飯にみそ汁とお漬物。

思ったよりハモの身が多いですね。
たっぷりです。
ワカメが添えられてあり,ハモは梅肉でいただきます。
残念ながら生栄丸は,
瀬戸芸期間中だけのお店です。
同じ名前のお店が,香川県の多度津町にあるらしいのですが,
何か関連があるのかもしれません。
さて店を出ると,道端にこんなものが生えていました。
この島ではロッケシと呼んでいる植物。
毒消しがなまってロッケシになったらしいですが,
正確にはマメ科の植物でエビスグサ。

ちゃんとマメ科らしく,長細いさやがあります。
このエビスグサ,一名を決明子。
そうなんです,あのケツメイシの名前の由来になった薬草なんです。
知ってました?
実はメンバーに薬学部出身がいるんです。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2016/11/29(火) 20:21:22|
- 香川県高見島
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こんにちは,うどんライダーkazumiです。
瀬戸内国際芸術祭も終わってしまいました。
今回は秋作品のスケジュールがタイトだったので,ずいぶん苦労しましたが,
10月の休みを,ほぼ瀬戸芸に費やした成果もあって,
無事作品コンプリートに成功しました。
これで,2010,2013に続き,3回連続のコンプリート。
県外者で3回コンプリートはなかなか優秀な方じゃないでしょうか。


5月3日から始まったPerfumeののツアーが終わって,
パフュロスの私ですが,
瀬戸芸が終わってしまって,
瀬戸ロスであり,島ロスでもあります。


ちょっと前のことになりますが,瀬戸芸の高見島に行ってきました。
高見島は,瀬戸芸の開場の中でも最も平地の少ない島。
急な斜面に張り付くように集落があって,
海に浮かぶ島というより,
海から突き出た山のようです。


そして,瀬戸会場の島々の中でも有数の高低差があって,
石段や急坂を登るたびに,
島の暮らしの過酷さを感じることができます。

だからでしょうか。
空き家が多くみられます。
廃屋というより,廃墟と行った方がいいような家もあって,
そういえば,前回の瀬戸芸では廃村そのものが作品になってましたよね。

実は,廃屋のほとんどは山の斜面から海に面しているのです。
主に捨てられた家々が,
青く広がる海や,白く漂う雲が見えるいかにも陽性の景色に面している
というのは,なんとも皮肉な光景に見えます。

一観光客に過ぎない私の口から出る,
島に対するあこがれなどという軽々しい言葉が恥ずかしく感じられます。

秋会場の中で,
高見島だけは決して浮足立つことなく,
平静を保ちながら,
普段どおりの顔で,
私たちを迎えているようでした。
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- 2016/11/29(火) 08:08:08|
- 香川の風景
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