
こんにちは,うどんライダーkazumiです。
迎賓館に行ってきました。
迎賓館はその名の通り,各国の大統領や国王などの国家元首をもてなすところ。
日本には東京と京都にありますが,
京都の迎賓館は2005年に出来た新しいもの。
区別するために,赤坂迎賓館とも呼ばれています。

四ツ谷駅の改札を出ると,すぐに見えるのは学習塾の四ツ谷学院の本部。
でも,人の流れは反対側に集中しています。
どうやら,私を含めて皆さんは迎賓館の見学に来た方々のようです。
道路を反対側には上智大学のキャンパス。
東京にはちょくちょく来るのですが,
このエリアに来たのは初めてです。
迎賓館の建物は,明治時代の建築家片山東熊によるもの。
片山東熊の代表作といえば,東京国立博物館表慶館,京都国立博物館,奈良国立博物館など
があります。
日本史の教科書にも出てきますから,
ご存知の方も多いかと。

迎賓館は,明治維新以降の建物としては初めて国宝に指定されています。
そのせいでしょうか,荷物はX線検査,体は金属探知機と航空機並みのボディーチェックを受けます。
ペットボトルの液体は,係員の前で一口飲まなければならないという徹底ぶりです。
40分ほど並んで,建物のなかへ通されました。
採鸞の間

最初に通されたのは,採鸞の間。
『鸞』は親鸞の鸞。
おめでたい鳥の名前のようです。
そんなことはどうでもよくって,
真っ白い壁に金箔が施された石膏の浮き彫り。
大きなシャンデリアが何基もつりさげられています。
この豪華な室内装飾はナポレオン時代にフランスで流行したアンピール様式ですって,
解説を丸写ししているのですが,
見学していた時は,あまりにもの豪華絢爛さで何も考えられないくらいでした。
花鳥の間

こちらは木の色を生かした壁に囲まれているので,さっきよりは落ち着いた感じです。
でもシャンデリアがスゴイ。
フランス製で1125kgあるそうです。
そして壁には花鳥を描いた七宝焼きが30点も飾られています。
羽衣の間

天井絵が謡曲の『羽衣』を描いたのでこの名前が。
このシャンデリアは迎賓館で最も豪華なもので,7000個の部品からなるそうです。
この豪華なシャンデリア見上げるみなさんは,
当たり前ですが例外なくお口ポカ~ンになっていました。
2階大ホール

ホールには小磯良平の『絵画』と『音楽』。
解説ボランティアの方が,いろいろとお話しされているんですが,
どこを見てもすごいとしか言いようのないのが本音です。
そうそう,館内は撮影禁止なんですね。
これらの写真はお土産の絵葉書なんです。
朝日の間

今回こられた皆さんのお目当てはこれでしょう。
この朝日の間は,この日を最後に大規模修復のためにしばらく閉鎖されるそうです。
部屋の名前は,天井にある朝日を背にしてチャリオットにのる女神の絵から。
ここのシャンデリアもすごかったですね。
何mあるんでしょうか。
迎賓館のシャンデリアはすべてフランス製で,明治41年にアントワープから運ばれたもの,
と解説丸写しにしています。

外に出てみるとこんな感じ。
天気がいい日でしたよ。

本館の裏手を噴水越しにみるのがベストビューかも。
青い空に緑青の吹いた屋根。
この噴水も池も国宝に指定されているんですよ。


噴水はよく見るといろんな生き物がたくさんいます。
正面から見たらこんなのです。
日本じゃないみたいでしょ。
まんま,ベルサイユ宮殿ですよ。
行ったことないですけど。
よく見ると屋根に甲冑。
星だらけの天球。
ディテールが細かすぎて凄すぎて,言葉がありません。
こちらは衛舎。
名前の通り,衛士の詰め所ですね。
これも国宝なんですよ。
最後は正門から退場したのですが,
何といっていいのか,あまりのすごさにあっけにとられてしまいます。
これがたったの1000円で見学できると聞いたらどうします。
しかも,予約なしの当日申し込みですよ。
いつも公開されているわけではなさそうですが,東京にお出かけのチャンスがあればぜひ。
もちろん平日の午前中が狙い目です。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2017/02/27(月) 21:22:23|
- 建築
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こんにちは,うどんライダーkazumiです。
Twinny!ⓒ田尾和俊
ついに!
Perfumeの新曲が発売されて,喜んでいるkazumiです。

今回の新曲のタイトルは『TOKYO GIRL』
2月14日には,新曲発売記念でバレンタインイルミネーションの東京タワーをバックに,
YouTubeで生配信。
そのあとファンクラブP.T.A.限定の生番組がありました。

その東京タワーのバレンタイン限定のイルミネーションがこれ。
同じ日に浜松町から撮った写真ですが,
メンバーと同じ東京タワーを見ていると思うと,ちょっとした胸アツですね。

メンバーは,ファンからのお便りを読んだり,
絵しりとりをしたり,

賞味期限が近づいている,パフュチップスを食べたり。

この日は2月14日だったんですが,次の日の15日はあ~ちゃんの誕生日。
イチゴたっぷりのバースデーケーキ。

そして,6月に行われるPerfume Fesの告知。
ゲストは電グル!チャットモンチー!!
さて,この日
新曲の『TOKYO GIRL』はドラマ『東京タラレバ娘』の主題曲でもあります。
主演女優の1人,吉高由里子さんが『TOKYO GIRL』のPVにも出演されています。


このPVに出てくる吉高さんをはじめとする登場人物がもっているのが,三角錐の発光体。
これが1日だけ展示されているというので,渋谷のタワーレコードに行ってきました。



これがロケに使われた本物。
残念ながら手に取ってみることはできませんでしたが,
レプリカが店頭で公開されていました。


ハチ公のような犬もPVに出てきた本物。
というより,渋谷のタワレコがPVのロケ地の1つだったんだそうです。


PVではこの発光体から一条の光が空にのび,
Perfumeタワーの頂上に収斂されます。
そしてその頂上には3人のメンバー。
1人1人がもつ光によって照らし出されるPerfume.
そんな解釈でいいんでしょうかね。
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- 2017/02/24(金) 09:10:11|
- Perfume
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こんにちは,うどんライダーkazumiです。
上野公園では,もうサクラが咲いているんです。
サクラといっても早咲きの河津桜や寒緋桜じゃありません。

これは2月14日のソメイヨシノ。
2~3日暖かい日があったらしいので,
春到来と勘違いしたのかも知れません。

そのサクラの下では大道芸の方たち。
大道芸といっても,東京都では審査があってパスされた方たちは,
ヘブンアーティストとして公認される制度があるそうです。

チェロのPere Jovanov(ペレ・ジョヴァノフ)さん。

上野ではおなじみのMARKAMASISのみなさん。
寒い寒いといっても,サクラのつぼみは日に日に大きくなっています。
陽もずいぶん長くなって,春は意外にすぐそこまで来てるようです。
- 2017/02/22(水) 08:00:08|
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こんにちは,うどんライダーkazumiです。
𠮷野家に行ってきました。
そうです。
みなさんもお馴染みの,牛丼の吉野家です。
ここは,数ある𠮷野家の一号店。
𠮷野家の築地一号店です。
𠮷野家の歴史は,ここから始まったんです。

外観にちょっとした違いがあって,
正面には『𠮷野家』と染め抜かれた,鮮やかなオレンジ色の幕。
築地一号店の謂れが,紫色のプレートに書かれています。

中に入るとコの字形のカウンター。
普通の𠮷野家の店舗と変わらないように見えるのですが,
ちょっと変わっているのがこれ。

壁の箸立て。
なんでも,築地ではたらいている人が𠮷野家に来て,
順番を待っているのもまどろっこしくて,カウンターに座っている人の後ろで,
立ったまま食べていた時の名残りだそうです。

移転だ,汚染だ,盛り土だ,基準値だと,
話が二転三転して,なかなか移転の話が進みませんが,
築地市場の建物が老朽化している以上,移転は免れません。
場内のお店のほとんどは,豊洲に移転できるそうですが,
この風情を持ち込むことはできません。
私の大好きな築地場内です。
今のうちに,たくさんいろんなものを見ておきたいと思っています。
𠮷野家 築地1号店
東京都中央区築地5-2-1 築地市場1号館
03-5550-8504
5:00~13:00
定休日:日・祝・休市日
他のチェーン店と何が違うって,営業形態。
閉店時間どころか,定休日もあります。
𠮷野家に限ったことではありませんが,
特に水曜日は休市日になることが多いようです。
行かれる方はご注意を。
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- 2017/02/21(火) 14:15:16|
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こんにちは,うどんライダーkazumiです。
しりあがり寿の『回・転・展』に行ってきました。
しりあがり寿といえば,朝日新聞夕刊に連載中の『地球防衛軍のヒトビト』
脱力系のヘタウマな画風でお馴染みですが,
実は,多摩美出身。
かの会田誠をして,多摩美のヒーローと言わしめた人物。
来年還暦で,紫綬褒章を受章してるってきくと,
へ~そうなんだというのが実感です。

瀬戸内国際芸術祭の沙弥島会場の廃校の教室に,
たくさんの赤いネジが回っていたのを覚えていますか。
あれも実はしりあがり寿の作品。
あのネジは,回っているだけで前にも後ろにも進まない不思議なネジです。

そのしりあがり寿が投下してきたのが,この『しりあがり寿の現代芸術 回・転・展』。
このブログをご覧の皆さんの中には,
瀬戸内国際芸術祭のファンの方もいらっしゃるでしょう。
ファンではなくても,一度は見に行ったことがあるかもしれません。
私も含めて,おそらくすべての方が一度は通過するのがこの感情。
『現代アートって何が何だかさっぱりわからない。』
訳の分からない物体に,
訳の分からないタイトルと,
訳の分からないキャプションが付けられて,
これが芸術です。
といわれても,
『ああ,そうですか』としか言えません。
しかも,それに香川県や高松市などから大量の資金がつぎ込まれていると知れば,
そんな訳の分からないものの,どこにそんな価値があるのかと思ってしまうのは,
当然のことかもしれません。

いったい『芸術』とは何なんでしょうか。
その答えの1つが,この『回・転・展』です。
『回・転・展』は3部構成。
1部は漫画家・イラストレーター・映像作家としての作品とアニメーション。
そんなのはどうでもよくって,
問題は2階の2部と地下の3部。
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VPSありとあらゆるものを回転させて,それを作品としてます。
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VPS回せばそれは作品。
回せばそれは芸術。
じゃ,回さなかったらどうなるんでしょうか。
その答えがこの作品。
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VPS回っていなかったら単なるヤカン。
でも,回っているときだけ芸術になる。
回転が止まると,少しへこんだヤカンでしかない。
ばかばかしいほど,ばかばかしいこの展覧会は,
練馬区美術館,刈谷市美術館と巡回して,
伊丹市立美術館が最終地。
芸術と非芸術の境界線は,
ここにあります。
ところで,
伊丹市立美術館に隣接する,
国の重要文化財旧岡田家宅はもとは造り酒屋。


今ではもちろん営業していませんが,
この季節になると,新しい杉玉が吊られて新酒ができたことを知らせています。

明治・大正・昭和の各時代のひな人形を
展示しています。
テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2017/02/20(月) 16:25:00|
- アート/美術展/博物展
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