
こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
足が折れてるとどこにも行けないので困ってしまいます。何といってもこのブログのタイトルは『kazumiの行ってきました』。行ってきたことをお話するのに,どこにも行けないのですから開店休業状態です。本当だったら松茸の話や東京のフェルメール展とか,そんなお話をアップしてるところだったんですけど。
ということで,今回は近所の土手嘉に行ってきました。
土手嘉は現存する大阪最古のうどん屋さん。うどん屋さんといっても香川県のうどん屋さんと違って,丼物のようなご飯ものも充実しています。昔の大阪のうどん屋さん=香川県のうどん食堂。こんな感じですかね。讃岐うどんブーム以降にオープンしたうどん屋さんは,うどん専門店やうどん居酒屋になっているものが多いです。オープン時期によって,うどん屋さんの営業形態に変化があるのがおもしろいですね。

さて,土手嘉は昔からあるうどん食堂の方のうどん屋さん。お昼にはこんなお得な日替わりセットがあるんです。
この日は肉丼セット。肉丼とうどんのセットです。


うどんはおぼろ昆布に揚げ玉,薬味のネギが散らしてあります。味付けは関西のおうどん。色は薄く見えますが,出汁の味はけっこう濃いんですよ。
こちら肉丼。けっして牛丼ではなくって,肉丼です。
関西では,肉といえば牛肉を指すことが多いそうで,豚肉を使うときだけ『豚』の字を使うんです。例えば,
コンビニのレジ横にあるあったかいのは,全国的には肉まんですが関西では豚まん。
肉じゃがといえば牛肉。
カレーに入れる肉は牛肉。
肉といえば牛肉を指すんです。
ですから,土手嘉では牛丼とは言わずに肉丼。
吉野家との違いは,タマネギがなくって代わりに青ネギ。これもまたよしです。
土手嘉
豊中市岡町8-16
06-6852-3143
10:30~19:00
定休:日曜
脂身がなくてほとんどが赤身。こんなところも違ってます。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2018/10/27(土) 08:00:08|
- 大阪府豊中市
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こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
例年なら,この時期に松茸うどんツアーを敢行し,たくさんの松茸うどんがブログにラインナップされる季節ですが,今年は残念ながらそういう訳にはいかないようです。ちょうどひと月前。足もまだ元気な9月のことです。松茸うどんならぬ平茸うどんがあるというので丸亀製麺に行ってきました。
9月の丸亀製麺季節うどんは,牛肉ひらたけしぐれ煮ぶっかけうどん。名前だけでもなかなか情報量の多いうどんです。松茸うどんならぬ平茸うどんです。この平茸は普通の平茸ではありません。キノコ栽培で有名なホクトが品種改良によって開発した霜降り平茸。何が霜降りかっていうとカサの色。なるほど,栗色のカサに白いサシのような筋が見えます。
目の前ではIHコンロで平茸と牛肉がジュージューと音をたてながら調理されています。丸亀製麺の魅力の1つがこのライブ感。従業員からしたら普段の調理の作業に過ぎないのですが,それをお客さんの目の前でやることによって,一種のアトラクションになる訳なんです。製麺作業も,茹でも,締めも全部目の前。少々行列が長くなって待たされることになっても,こういった作業って,何度見ても飽きないものです。
最後にタレをかけると一気にフライパンの中のヴォルテージもあがります。ゲリラ豪雨の積乱雲のように急上昇した湯気が晴れたら出来上がり。
こちらが牛肉ひらたけしぐれ煮ぶっかけうどん。
これはウマい。生卵を落とせば完全にすき焼きですね。霜降り平茸は普通の平茸よりも肉厚で旨みが濃いです。牛肉に負けないどころか,牛肉の旨味も吸い込んで増幅させるような力をもっています。もともと松茸と牛肉のすき焼きのように,キノコと牛肉って合いますからね。
わたしは山椒がちょっと苦手なので,あんまり多く入れてほしくはなかったけど。このうどんのどこに文句をつける隙があるんでしょうか。美味しいものは美味しい。そうでないものはそうでない。バイアスのかかってない評価をしたいものです。
讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺 小曾根店
大阪府豊中市小曾根4-765-1
06-6336-2170
11:00~22:00
年中無休
文句をつけるすきといえば,味が濃い。濃すぎます。塩分も多いんだろうなあ。丸亀製麺の牛肉関係は全部味が濃いんです。いかにも牛肉を食べたっていう充実感の助けになっているんでしょうか。でもこの味の濃さが人気の1つなら,アトメシを注文することで対処するしかなさそうです。
文句をつけるすきといえば,このIHコンロ。時間がかかるんです。渋滞の一番の原因です。ときどきあるのが従業員が焦って食材に十分に火が通ってないのに調理を終えちゃうこと。牛肉ひらたけならいいんですが,以前,親子丼でこれをやられたんですよ。火の通ってない鶏肉が出てきたのですが,さすがにまずいでしょ。作り直してもらいました。
テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2018/10/26(金) 08:00:08|
- 丸亀製麺
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こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
先週の金曜日です。東京では大変だったようですね。東京だけではありません。新横浜も名古屋も新大阪も。週末におこった東海道・山陽新幹線の全線ストップ。交通事故に遭っていなかったら,この日は上野の森美術館でフェルメール展に行くはずだったんですよ。もしフェルメール展に行ってたら,この大混乱に巻き込まれ,大阪に帰ってこれなかったかもしれません。本当に糾える縄のごとしです。

さて,ここは夜の新橋。酔っ払い人口密度世界一(当社比)のJR新橋駅前です。目の前はSL広場。『新橋のおじさんに聞きました』の街頭インタビューでお馴染みのJR新橋駅前です。そんな新橋にフランス語の名前を冠する立ち食いそば屋があるというので,行ってきました。

いつもはうどんのお話ばかりですが,今回はそばです。しかも立ち食いそば。新橋駅前といっても,少しくらい歩くんだろうと思ってたらとんでもない。JR新橋の銀座口を出てすぐのところ。駅前ゼロ分の超一等地にその立ち食いそば屋はありました。名前はポンヌッフ。本当にフランス語です。



ポンヌッフは食券制。券売機を見てみるとそばやうどんなどの麺類以外にも,カレーライスなんかもあるようです。しかもそこそこ安い。一番高いもので生姜焼き丼とそばorうどんのセットで560円。そば・うどん単品だとえび天うどんの470円。で,こちらがかき揚げ玉子そば。440円。
名前の通り,温かいそばにかき揚げと生卵。ワカメとネギが添えられています。そばはゆで麺を温め直すだけですが,普段うどんばかり食べている私にとっては,立ち食いのそばでも新鮮に感じます。ツユは鰹節の香りの醤油っ気の強い例の関東風。色も黒々としています。それでも久しぶりに食べる関東のそばは,これはこれで美味しいものです。特にかき揚げがモロモロになって溶け込んだツユは,むしろ関東風の方が美味しいのではないか,なんて思うくらいです。
それにしても気になるのはこの土地の賃料。新橋駅前の一等地。200mも歩けばそこはすでに銀座です。そんなところで300~500円の範囲の小商いで月々の賃料が払えるんでしょうか,なんていらぬ心配をしてしまうほど。物価の高い東京でサラリーマンの財布にやさしい食事処の1つとして圧倒的な支持を得ているのでしょう。意外と戦後の混乱に紛れて,びっくりするほど安い賃料なのかも知れません。
ポンヌッフ
東京都港区新橋2-17-6
050-5872-7785
05:00~23:00
食べログをはじめ,いろんなところに翌2時半まで営業と書いてるけどそれは間違い。朝5時オープンもひょっとしてあやしいかも。
さて店名のポンヌッフですが,フランスのパリに実在する橋の名前。その意味は“新しい橋”。新しい橋・・・?
新橋か!
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- 2018/10/24(水) 08:00:08|
- 東京都
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こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
事故前夜の夕食です。この季節のお楽しみといえば,これ。
こんぴらうどんの松茸うどんです。
大曲亡き後,香川県で最高のの松茸うどんといえばここに違いありません。何といっても国産松茸使用。これだけでも他店とはグレードが違います。しかもその松茸は琴平産。県内産なんですね。毎年,毎年これを楽しみに香川県に来ているといっても過言ではありません。
まずはおでんとビール。セーフティーライダーの私はノンアルコールです。
親切にも店員さんが,ネギをかけてくれました。こんな食べ方があるなんて,知らなかったなぁ。どこまでも味が浸みこんだ大根に,焼き豆腐。ネギがシャキシャキして最高ですね。
そうこうしていると大将が冷蔵庫から大切そうに何かを抱えて厨房に戻ってきました。手元には何か茶色いもの。
『松茸や』
すぐにわかりました。しかもかなり大きなものです。大きなものといっても傘が開き切った大きさではなくって,かなり丸みを帯びています。かなりの上物に見えましたが,まさか,あれが私のもとに来るんでしょうか。ちょっと期待をしながら待ってると,松茸うどんの到着です。
いや~さすが県内最高峰の松茸うどんです。松茸の量が多い。一面を覆い尽くすほどの松茸です。いつものように,ご生前の姿を再現すべく並べかえるとこんな感じ。
さっき大将が持ってきた松茸に違いありません。しかも,その縦半分。ちょうど2分の1が使われています。これはゴージャスです。マーベラスです。しかもこの軸の太さ。この傘の開き具合い。このグレードの松茸は本来うどんに入れるものではないでしょう。焼き松茸とかすき焼きに使うべきものですよ。
そんな上物がうどんに入って出てくるなんて。毎年この季節に松茸うどんを食べ歩いていますが,長年の経験値の斜め上をいってました。ですから香りが強い強い。店内の制空権を完全に支配してしまいました。
しかも一片の厚みがスゴイ。国産松茸でこの厚みが出せるのは,こんぴらうどんと阿讃亭ぐらいのものでしょう。普通だったら松茸を口の中に入れるとキュッキュと音が鳴るんですよ。でも今回は違いました。グキュッグキュです。厚みが違うと音まで違うんですね。
こんぴらうどん
香川県高松市古馬場町13-7
087-823-4477
18:00~26:30
定休:日曜
何年もこんぴらうどんに通っていますが,この松茸うどんは過去最高でした。女将さんに,『明日はしゃぶしゃぶ松茸うどん食べに来るね』。残念ながらその約束は果たすことができませんでした。加害者側のドライバーは発進時に右後方を確認習慣がない国。ハンドル位置が日本とは逆の国から来た外国人観光客だったのです。
テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2018/10/22(月) 08:00:08|
- 香川県高松市
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こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
四国霊場結願の地,醫王山大窪寺の門前にある八十八庵に行ってきました。
この季節のお楽しみといえば,コレ。
松茸うどんです。
お茶はこんなのに入って出てきます。
うどんを待っている間の定番はおでん。八十八庵の名物はコンニャク。このコンニャクは唯一無二。独特の食感なので,ぜひ食べてみて。おでんだけはその場の現金払いなので,財布を持っていくべし。
おでんの上には,ウルグアイのルシアナさんから送られた絵がかかってます。
さて,本日の主役の松茸うどんです。
八十八庵の松茸うどんは松茸が控えめ。県内では最もコストパフォーマンスが低い部類に入ります。今年はどうかというと・・・
例年よりほんのわずかですが多く入っているように見えます。でも,これは個体差が大きいですからね。これが今年の当たりかもしれませんし,ハズレなのかもしれません。
ちょっと並べ直してみると,細めの松茸が縦に半分のサイズで入っていますね。やっぱり当たりだったのかも。
さすが国産松茸使用。香りはいいし,なんといっても美味しいし。独特のモチモチ系うどんも八十八庵の特徴の1つ。
そんなことよりも,遥か結願の地まで来て,松茸うどんを食べていること。それだけで十分幸せです。
八十八庵
香川県さぬき市多和兼割93-1
0879-56-2160
8:00~17:00
無休
この後事故に遭うんです。まだうどん2軒目。途中赤松食堂に寄っていれば。もう1つ外側の車線を走っておれば。後悔は限りないです。相手は全く後方確認をしていなかったそう。
発進時に後方確認しない人。そんなんいるんだ。
テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2018/10/20(土) 08:00:08|
- 香川県さぬき市
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