こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
先週の金曜日です。東京では大変だったようですね。東京だけではありません。新横浜も名古屋も新大阪も。週末におこった東海道・山陽新幹線の全線ストップ。交通事故に遭っていなかったら,この日は上野の森美術館でフェルメール展に行くはずだったんですよ。もしフェルメール展に行ってたら,この大混乱に巻き込まれ,大阪に帰ってこれなかったかもしれません。本当に糾える縄のごとしです。

さて,ここは夜の新橋。酔っ払い人口密度世界一(当社比)のJR新橋駅前です。目の前はSL広場。『新橋のおじさんに聞きました』の街頭インタビューでお馴染みのJR新橋駅前です。そんな新橋にフランス語の名前を冠する立ち食いそば屋があるというので,行ってきました。

いつもはうどんのお話ばかりですが,今回はそばです。しかも立ち食いそば。新橋駅前といっても,少しくらい歩くんだろうと思ってたらとんでもない。JR新橋の銀座口を出てすぐのところ。駅前ゼロ分の超一等地にその立ち食いそば屋はありました。名前はポンヌッフ。本当にフランス語です。



ポンヌッフは食券制。券売機を見てみるとそばやうどんなどの麺類以外にも,カレーライスなんかもあるようです。しかもそこそこ安い。一番高いもので生姜焼き丼とそばorうどんのセットで560円。そば・うどん単品だとえび天うどんの470円。で,こちらがかき揚げ玉子そば。440円。
名前の通り,温かいそばにかき揚げと生卵。ワカメとネギが添えられています。そばはゆで麺を温め直すだけですが,普段うどんばかり食べている私にとっては,立ち食いのそばでも新鮮に感じます。ツユは鰹節の香りの醤油っ気の強い例の関東風。色も黒々としています。それでも久しぶりに食べる関東のそばは,これはこれで美味しいものです。特にかき揚げがモロモロになって溶け込んだツユは,むしろ関東風の方が美味しいのではないか,なんて思うくらいです。
それにしても気になるのはこの土地の賃料。新橋駅前の一等地。200mも歩けばそこはすでに銀座です。そんなところで300~500円の範囲の小商いで月々の賃料が払えるんでしょうか,なんていらぬ心配をしてしまうほど。物価の高い東京でサラリーマンの財布にやさしい食事処の1つとして圧倒的な支持を得ているのでしょう。意外と戦後の混乱に紛れて,びっくりするほど安い賃料なのかも知れません。
ポンヌッフ
東京都港区新橋2-17-6
050-5872-7785
05:00~23:00
食べログをはじめ,いろんなところに翌2時半まで営業と書いてるけどそれは間違い。朝5時オープンもひょっとしてあやしいかも。
さて店名のポンヌッフですが,フランスのパリに実在する橋の名前。その意味は“新しい橋”。新しい橋・・・?
新橋か!
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2018/10/24(水) 08:00:08|
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