
こんにちは,kazumiです。
Perfumeのお話はこれくらいにしておいて,
原宿アストロホールに行ったときの食事はここ。
せっかく東京に来たんですから,美味しい鰻が食べたいですよね。
でも,そんなに時間がありません。
弾丸日帰り旅行ですから,そんな時選ぶのがここ。

JR東京駅の八重洲口から歩いてすぐ。
タカシマヤの8階にある特別食堂に行ってきました。

デパートの最上階の食堂と聞いて,
な~んだと思われた方,
いらっしゃるかもしれませんね。
それは普通のレストラン街。
東京の老舗デパートの底力をなめてはいけません。
ここは,特別食堂です。
特別ですよ。

何が特別かというと,そのお店のグレードです。
日本料理の大和屋 三玄,
フランス料理の帝国ホテル,
うなぎの野田岩です。
すごいでしょ。
この日は,PerfumeのPVセットを見た日です。
せっかくの日ですから,美味しいものを食べないと,
Perfumeと釣り合いが取れません。
平均値が下がってしまいます。
そこでひらめいたのが野田岩です。
赤羽橋にある本店には以前行ったことがあったんですが,
ここならもっと気楽に食べることが出来そうです。
まずは,冷酒です。
定食の新香を先に持ってきてもらって,焼きあがるのを待ちます。

注文したのはこんなのです。
鰻重に白焼きのついたお膳です。
口直しに大根おろしが添えられてあるのが野田岩流ですね。

野田岩流といえば,この蒲焼を見てください。
気が付きませんか?
他の鰻のかば焼きとはまるで違います。
どこが違うか分かりますか。
それは,焦げ目です。
ないでしょ,焦げ目。

鰻を焼くときに,団扇であおぐ光景をよく見かけます。
あれは,炭火の火を熾したり,煙を逃がしたりする意味がありますよね。
野田岩ではこれに加えて,鰻の温度を下げるという目的があるんですって。
火は通すが決して焦がさない。
うつくしい黄金色。
これが野田岩流です。

生臭さのもととなる,皮の下の脂肪を溶かして落とし,しかも身も皮も焦がさない。
この絶妙の火加減を炭火で実現するための団扇なんです。
ま,残念ながらキッチンは裏にあるので焼いている姿は見ることができません。
もちろん白焼きも焦げ目がありません。
これぞ白焼きです。

最後に帝国ホテル製の季節のサンデー。
桃でした。
日本橋高島屋特別食堂 野田岩
東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋タカシマヤ8F
03-3211-4111
11:00~21:30
定休日:不定休(高島屋に準ずる)
ただ,あまりにも脂肪が抜けているのであっさりしすぎているかもしれません。
特に,甘くて辛くて,脂肪分に富んで,
ご飯が進むタイプのたれで焼かれた鰻を好まれる方には,
物足りないかもしれません。
まぁ,これも江戸前鰻の1つということで。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2014/07/24(木) 17:55:00|
- 鰻
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