kazumiの  行ってきました

讃岐うどんとライブとアートの記録です。

イサム・ノグチの噴水モニュメント @万博公園

今回は万博公園内の忘れられた噴水です

こんにちは,kazumiです。

今回は近所です。
私は大阪の千里中央というところに住んでいるんですが,
そこからモノレールで2駅目が万博公園。
万博といっても1970年の大阪万博です。
その万博跡地が公園になって万博公園。
そこに,香川県にゆかりのあるアーティストの作品が残されているというので
行ってきました。

そのアーティストはイサム・ノグチです。
アメリカ生まれの彫刻家イサム・ノグチは,作品の素材に庵治石を選らんだことが
きっかけで,香川県牟礼町(今の香川県高松市牟礼町)にアトリエを開きます。
彼の没後,そのアトリエはイサム・ノグチ庭園美術館として保存されています。

さて,そのイサム・ノグチが1970年の万博にたくさんの噴水をデザインした話は,
あまり有名ではありません。
40年以上たった今でもその噴水は残っているんでしょうか。

万博公園のメインゲートくぐるとそこは太陽の塔の正面に出ます。
あまりにも有名すぎる岡本太郎デザインの万博メインモニュメント。
実は,万博当時はモニュメントではなくパビリオンの1つ。
つまり中に入ることのできる展示館の役割もあったんです。

メタボリズムとは新陳代謝の意味です

太陽の塔を過ぎるとお祭り広場跡。
太陽の塔が顔を出していた大屋根は撤去されていますが,その一部が残っています。
大屋根の設計はあの丹下健三。
日本が誇る有名な建築家です。
メタボリズム建築の影響が色濃く出ています。

イサム・ノグチの夢が詰まっています

そこを右手に進むと池が見えてきます。
今回の目的地,夢の池です。
イサム・ノグチは『宇宙の夢』テーマに,
万博当時の個性の強い大型パビリオンが林立する会場没しないような
芸術性の高い噴水塔を設計します。

当時は6種類9基の噴水が設置されていましたが,1種類3基が撤去されています。
こちらが今の夢の池の様子。
時々スワンボートが行きかうような静かな池です。
その中に立っている不思議な塔。
今では噴水としての役割もはたしていないので,
何の目的で存在するのか,理解しにくいでしょうね。
1つ1つ見ていきましょう。

宇宙船 SPACESHIP
これが浮いたり沈んだりしてたんですって

黄色と黒は当時の色なんですって

黒と黄色の2基のドーム状の噴水。
浮いたり沈んだりしてたそうです。


惑星 PLANET/彗星 COMET
左が惑星で 右が彗星
惑星
十字にクロスした円盤状の噴水。
噴霧ノズルとジェットノズルの両方が設置されてます。

彗星
一番背が高い銀色の箱はアルミ製。
すべての面にあるジェットノズルから激しく水が噴射されます。

コロナ CORONA
左は彗星で 右がコロナ
コロナ(右)
設置された箱は水槽になっており,
上部の水面からあふれた水が滝のように流れ落ちます。
底からはジェットノズルで勢いよく下方に噴射されます。

星雲 NEBULA
左が星雲 右が彗星
星雲 (左)
円筒全体全体の噴霧ノズルで巨大な霧の塔をつくります。

とはいっても,これらの噴水塔から水が出ることはありません。
ですから事情の知らない人から見ると,何だこれ?
になってしまうのは残念です。
噴水稼動中だった当時の写真がありますので紹介しましょう。

左から,
彗星/イサムノグチ/惑星
こんにちは,私がイサム・ノグチです

左から,
星雲/彗星/コロナ/惑星/銀河
手前にある渦が見えますか
モノレールの真下のある黒いのがコロナ。
そして撤去されたのが一番手前にある渦潮状のもの。
これは銀河といって,池の底にあって水面に渦をつくる装置。
夢の池には3基あったとされています。

これは鉄鋼館の階段下に置いてます  ほら,うず
会場を再現したペーパークラフト作品にも,渦潮が再現されています。

コロナ/彗星
左がコロナで右が彗星
水を噴き上げるのが噴水。
そんな常識をひっくり返した噴水ですね。
水を下に吹き降ろすんです。
左のコロナの上面から水があふれているのが確認できます。

惑星
霧の中からジェット水流が突き抜けてます
これは会場内にあったモノレールからの映像です。
霧とジェット水流のダブルです。
 霧を貫いて水流が噴き出ています。
後ろの黄色いのは三菱未来館ですね。

コロナ/星雲
奥はコロナで,手前が星雲・霧の塔です 
左の星雲は,水を上に吹き上げるという噴水の常識を完全に覆しています。
だって,霧ですよ。 


星雲
霧のかたまりです もうなにがなんだか
もひとつ星雲。
これもモノレールから見た景色です。

月の世界
月のクレーターですね
夢の池とは別の,天の池にあったのがこの月の世界。
当時は噴水だったのですが,いまはバラ園のそばでモニュメントとして,
太陽の塔の後姿を眺めています。


再び太陽の塔にもどってみましょう。
意外と顔が立体的だったのに気が付きます。

意外と顔に立体感があるんです

と思ったらこっちはのっぺり
このアングルが岡本太郎のお気に入りだったそうです。
 
スポンサーサイト

テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2014/07/25(金) 05:55:00|
  2. アート/美術展/博物展
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<みる・ふれる・あそぶ 太陽の塔 @EXPO’70パビリオン | ホーム | 野田岩 日本橋高島屋8F 特別食堂 (東京都中央区日本橋)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kazumiudon.blog102.fc2.com/tb.php/1185-153d24bd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

著者近影

kazumi

Author:kazumi
 
基本うどんブログです。

ライブもアートも大好きです。

バイクに乗って

あっちこっちに

行ってきましたを

お話します。
  

FC2カウンター

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新の行ってきました

カテゴリ

アート/美術展/博物展 (267)
ライブ (203)
香川県高松市 (302)
香川県香川町 (3)
香川県香南町 (11)
香川県塩江町 (13)
香川県庵治町 (2)
香川県国分寺町 (11)
香川県坂出市 (34)
香川県宇多津町 (11)
香川県丸亀市 (23)
香川県飯山町 (5)
香川県綾上町 (8)
香川県綾歌町 (2)
香川県綾南町 (17)
香川県善通寺市 (26)
香川県琴平町 (14)
香川県満濃町 (17)
香川県琴南町 (10)
香川県仲南町 (2)
香川県多度津町 (12)
香川県三野町 (3)
香川県仁尾町 (2)
香川県詫間町 (5)
香川県高瀬町 (11)
香川県豊中町 (2)
香川県山本町 (3)
香川県観音寺市 (15)
香川県財田町 (1)
香川県大野原町 (2)
香川県豊浜町 (7)
香川県三木町 (6)
香川県牟礼町 (5)
香川県さぬき市 (17)
香川県東かがわ市 (17)
香川県土庄町 (9)
香川県小豆島町 (13)
香川県直島町 (13)
香川県女木島 (3)
香川県男木島 (8)
香川県沙弥島 (1)
香川県豊島 (8)
香川県本島 (5)
香川県高見島 (1)
香川県粟島 (2)
香川県伊吹島 (5)
船上うどん (15)
香川の風景 (45)
岡山県犬島 (3)
大阪府大阪市 (14)
大阪府豊中市 (34)
大阪府吹田市 (14)
大阪府池田市 (2)
大阪府茨木市 (1)
大阪府高槻市 (1)
大阪府箕面市 (4)
大阪府守口市 (1)
京都府 (10)
兵庫県 (9)
奈良県 (31)
滋賀県 (2)
宮城県 (3)
東京都 (43)
神奈川県 (1)
静岡県 (2)
石川県 (3)
福井県 (5)
愛知県 (4)
岡山県 (1)
広島県 (4)
山口県 (2)
徳島県 (16)
愛媛県 (6)
高知県 (11)
福岡県 (8)
寿司 (137)
鰻 (38)
神社仏閣 (45)
スポーツ (6)
イベント (46)
観劇 (4)
建築 (36)
Perfume (52)
未分類 (88)

コメント,ありがとうございます

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック