
こんにちは,弾丸うどんライダーkazumiです。
今回もうどんです。
讃岐うどんです。
昨日11月19日にグランドオープンした,
日本最大級の大型複合施設EXPOCITY(エキスポシティー)。
EXPOCITYは1970年の大阪万博にあった遊園地,
エキスポランド跡地に建てられました。

大阪にある水族館の海遊館がプロデュースした体験型ミュージアム『ニフレル』,
ガンダムスクエア,
そして巨大商業施設『ららぽーと』。
休園以来,再利用のあてのなかったエキスポランド跡地が6年ぶりによみがえりました。
大阪万博のときは『♪1970年のこんにちは♪』と三波春夫が歌っていましたが,
今度は『♪2015年のこんにちは♪』ですね。

仕事を終えて,到着が17:30だったせいでしょうか。
オープン初日にもかかわらず,万博外周道路には駐車待ちの列もなく,
施設内にも立錐の余地もないほどのないほどの人がいるわけでもなく,
一般的な商業施設の休日の人出×1.2倍くらいでしょうか。
ちょっと拍子抜けでしたね。
さて,EXPOCITYに来た真の目的はこれらの施設ではありませんよ。
うどんです。
讃岐うどんです。
なんと,香川県高松市の名店『竹清』がEXPOCITY内に出店しているんです。
『おそるべきさぬきうどん』の著者,田尾和俊率いる麺通団が認定する殿堂入り店としては,
関西初上陸ですよ。
場所は大阪モノレール『万博公園』駅からすぐ。
入ってすぐにあるのが空の広場。
ニフレルがあってポケモンジムがあって,
その一角にあるのがレストラン街のEXPO KITCHEN。

おっ,地元の関西テレビのクルーですね。
夕方のニュースの生放送ですって。
みんなが写真を撮ってるのがこれ。
『ガンダムスクエア』の前にあるガンダムvs赤ザクです。
実物大だそうです。
竹清はこの向かいにあります。

それでは入ってみましょう。
オレンジ色のテントは高松にある本店と同じ色。
白地に紺の『うどん揚物』の暖簾は,高松のお店も以前はこの色を使っていたはず。

店名の表札。
そうですよ。
まぎれもなく,ここは竹清です。


入ってすぐのところには麺打ち場。
後の冷蔵庫には,オープン時とすぐ後に控えた連休の分でしょうかね。
たくさんのうどん生地が待機中です。

メニューはこんなんです。
竹清といえば半熟卵の天ぷら。
今ではセルフのうどん店にはなくてはならぬものの1つですが,
実は竹清が初めてと聞いています。
あの半熟卵天とちくわ天がセットになって,竹清うどんと名付けられています。
これが推しのメニューなんでしょうね。
ということで,竹清うどん(1玉)をチョイス。

すると,1玉のうどんが入ったどんぶりを手渡されます。
そして揚げ物の前を通過すると,
なんと,半熟卵,竹輪,ゲソ天はその場で揚げたてのものを出してくれるんです。

いつも女将さんらがやってる,
天ぷらの衣の生地を指ではじくように油の上に散らしてつくるイガイガの衣も健在です。




お金を払うと,テボと湯だまり。
そしてダシのタンク。
ここで,かけダシは温冷を選ぶことができますし,
気が変わってぶっかけダシにチェンジも可能です。

そして無料トッピング。
ワカメがあるのがうれしいですね。
私は入れませんでしたけど。
確か本店にはなかったですよね。ありましたよね。
高松の本店と同様に,ワカメも無料です。

さて,席についてダシをひとすすり。
これはすごい。
黄金色に澄み切ったかけダシから香るのは讃岐うどん独特のイリコの香り。
しかも色は薄いんですが,出汁の成分は極めて濃厚。
キョーレツなイリコだしです。
これは驚きました。
本店よりもイリコの量が濃いように感じます。
このかけダシで勝負ですか~
初めて食べる関西人はびっくりするでしょうね。

そして驚くのは,麺です。
柔らかい。
柔らかいのに弾力があって,フルフルとしていて。
飯山のなかむらを彷彿とさせます。
ひょっとしたら,本店のより好きかもしれません。
関西の人は,みんな大阪の讃岐うどんを食べて,プリプリと弾けるような強い弾力の麺を
讃岐うどんと思っているかもしれません。
だとしたら,これ食べたら驚くでしょうね。
すごいです。
ゴイゴイスーです。


これで半熟卵天も本店と何ら引けを取らないとしたら,
単に言ってしまえば下剋上ですよね。
いや~このクオリティがどこまで続くかわかりませんが,
やっちゃいましたね。
やっちゃえNISSAN。
やっちぇえ竹清です。
ほんとはやられちゃったほうでもあるんですがね。

で,調子に乗ってもう一度セルフのラインにならんで,
今度はおろしぶっかけの冷たいヤツ。

キュッとしまった冷たい麺は,また別の側面を見せます。
つけダシも,申し分なし。

そしてゲソ天。
揚げたてで,アツアツのゲソ天はそれだけ食べても美味しいんですが,
ゲソ天を食べるときに手渡されるのが,このゲソばさみ。
これでゲソ天を食べやすい大きさに切れということなんでしょうね。


2本の足を切っちゃったら,こんな半ズボンみたいになってしまいました。
切り口を見たら,フラットなはずの断面が盛り上がっているんですね。
ゲソってこんな筋肉プリプリの生き物だったんですね。
元祖セルフうどんの店 竹清 ららぽーとEXPOCITY店
ららぽーとEXPOCITY 1F EXPO KITCHEN内
11:00~22:00
レストラン街だけは22:00まで。
他のショップは21:00終了です。
日本一の大きさの大観覧車,OSAKA WHEELは来年春開業の予定。
乗り場は竹清のすぐ横。
ガンダムスクエアといい,大観覧車といい,
竹清の立地としては最高ですね。
優遇されたんでしょうか。

実はこの日,高松から大将と女将さんがこのEXPOCITY店にいらっしゃってました。
本店より麺が美味しかったことは,大将にはナイショです。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2015/11/20(金) 18:45:00|
- 大阪府吹田市
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