
こんにちは,kazumiです。
この一週間,暖かい日が続きました。
今年の冬は終わってしまうのでしょうか。
かつて山口瞳がこう言いました。
九段寿司政のしんこを食べないと,私の夏が終わらない。
ならば,kazumiはこういいます。
上野藪のかき南蛮そばを食べないと,私の冬が終わらない。
ということで,上野は広小路に近い藪そばに行ってきました。


まずは,厚焼き玉子とお酒です。
お酒にはそば味噌がつきます。
熱々で厚々の玉子焼きには大根おろしが付きます。お酒は菊正。冷やがないので常温でいただきました。関西では馴染みがない習慣ですが,東京では蕎麦屋は酒を飲むところと認識されているようです。逆に寿司屋はお酒を飲むところではなくって,大昔なら『酒飲むんだったら,蕎麦屋にいきなよ』と言われたり。徳利ではなく湯のみにお酒を入れてもらって,他の客にばれないように隠れて飲んでたなんて話を聞きます。
蕎麦屋で飲むといっても居酒屋ではありませんから,肴になるものは元々そば屋に置いているものばかり。焼きのり,板わさ,天ぷらくらいでしょうか。今の季節でしたら鴨せいろなんかに使う鴨焼きなんかも美味しそうです。今では大阪でも飲ませる蕎麦屋が増えてきてるそうです。蕎麦の前に出てくる肴を蕎麦前なんていうんだそうですって。
さて,出てきました。
上野藪のかき南蛮そば

見てください。この大粒の牡蠣。
素晴らしい大きさ。一人前当たりの牡蠣の量は重さで決めています。このかき南蛮にはたった4個の牡蠣しか入っていません。ということは,これまでで一番大きな牡蠣に当たったことになります。
牡蠣って大きいものほど美味しいんですよ。よく大きな個体は大味だなんて言いますが,牡蠣は別。
上野藪そば
東京都台東区上野6-9-16
03-3831-4728
11:30~21:00
定休日:水曜日
これで私の冬は終わったはずなんですが,火曜日からまた寒くなるんですって。
自分の勝手で冬は終わらないようです。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2020/02/18(火) 08:00:08|
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