
こんにちは,kazumiです。
ここは高知県佐川町。
佐川と書いて読み方は『さかわ』。
仁淀川の上流に位置する山間の町,歴史の街だそうです。
旧青山文庫

江戸時代からの酒蔵が残っています。
酒王 司牡丹の酒蔵

名教館

たくさんの名士を排出した佐川町ですが,
佐川を代表する著名人の1人が牧野富太郎。
だれ,それ?
ですよね。
牧野富太郎は日本の植物学の権威であり,
日本の植物の分類系統学の祖でもあります。
図鑑には牧野博士が名付けた植物がたくさんあります。
生家跡地には牧野富太郎ふるさと館が建っていて,当時の様子を再現しています。

青源寺の山門です。
本堂に向かう石段は苔むし,樹木におおわれています。

本堂からは勤行でしょうか読経の声。

そのわきをぬけると『牧野公園』です。
高知市内の五台山にあるのは『県立牧野植物園』
牧野富太郎の故郷にあるのが『牧野公園』です。


ここには,彼にゆかりのある植物を中心に,四季の野草が集められています。
晩秋の時期でしたので開花しているものは少なかったのですが,それでもたくさんの種類の花を確認することができました。


すべてはいわゆる山野草というものです。

品種改良された栽培種ではありませんので,地味なものが多いですね。

名札のあるものもありますが,名札のないものは,大まかな分類まではわかりますが,詳しい名前までは特定できません。
サカワサイシンは牧野博士が命名したのなかでも,佐川町の名を冠しています。


花がなければ,単なる雑草に見えるかもしれません。

『道端咲いてる雑草にも 名前があるなんて忘れてた♪』
欅坂46の『二人セゾン』の一節です。

『雑草という草はありません』
牧野富太郎博士のことばです。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2020/11/16(月) 18:00:00|
- アート/美術展/博物展
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