
こんにちは,kazumiです。
海原雄山の至高の五大鍋。
鱧と松茸の鍋以外の4つは,
カニ鍋,フグ鍋,アワビのしゃぶしゃぶ。
そしてもう1つがスッポン鍋なんですね。
ということで,スッポンを食べに,岡山市内にある美魚味に行ってきました。
美魚味と書いて読み方は“みなみ”。
スッポン料理の鍋コース5500円です。

目の前にこんろがセットされて,野菜とスッポンの身が並びます。


スッポンは一般的に唯一口にできるは虫類。ワニやヘビを食べるチャンスはなくはないですが,スッポンに比べるとかなりハードルが上がります。
両生類や爬虫類の身は意外とニワトリに似てるっていいますが,スッポンは違います。亀と鶏とは縁が遠いんでしょうね。DNAの根本から違っていて,どちらかというと哺乳類の肉の感触に似ている部分があります。

まずは,前菜代わりの珍味。
黒いのはスッポンの甲羅の部分。えんぺらといいます。

さあ,それでは鍋です。
量が一人前なので,野菜も肉も一気に入れてしまってあっという間にひと煮立ち。


さっそくスッポンから行きましょう。

もう,バクバク行きますよ。
黄色いのは脂肪。
この脂肪がおいしいんですよ。

これはちょうど首のところ。
山岡士郎が『首のところはうまいんだぜ』と栗田さんにすすめるクダリがありましたね。

骨がついている部分ですね。

身を食べるとこんな骨が残りました。

これはスッポンの肩甲骨。
三つ骨といわれています。

全然臭みもなくって,だからといって鶏肉のようなアッサリさはありません。しっかりとした肉の味がする大変美味しい食材です。

ちょうど甲羅の部分。

これもそうですね。
プルプルしていて面白い食感の部分です。
で,
これがよく分からないカプセル。中には何が吐いているんでしょうね。

バイクで来たので,すっぽん酒は辞退して。

締めの雑炊です。

この雑炊がおいしいんですよ。スッポンからこんなに美味しいダシが出るなんて,あの姿からは考えられませんもちろん身も美味しいのですが,野菜の甘味も加わった鍋の残りの汁がめちゃくちゃ美味しんです。

これで作った雑炊は,もう絶品です。
煮すぎないようにスッポンをバクバク食べてから,スッポンの出汁で野菜をクタクタになるまで煮込んで,雑炊にするのがkazumi流。

土鍋に残ったダシも,一滴残らず飲み干さないと。
5500円ですからね。
海鮮酒処 美魚味
岡山県岡山市北区中央町1-2
086-232-5411
16:30~24:00
11:30~13:30
定休日:日曜日

幻の鰻の看板
青うなぎの幟も気になりますよね。
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テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
- 2021/11/27(土) 00:00:00|
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