
こんにちは,kazumiです。
せっかく直島に来たんですから,
うどんだけではもったいなさすぎます。
せっかくアートの島なんですから,色々見たいですね。
ということで,ベネッセハウスに行ってきました。
ベネッセアートハウスは,
ベネッセミュージアム,李禹煥美術館とともに,ベネッセアートサイトの中にあります。
このゲートから先は宿泊者以外の車は入れません。

日帰り客の方は,つつじ荘横の無料駐車場に停めて歩きます。
私もバイクを停めてパブリックアートを見に行きましょう。
南京/草間弥生
もはや直島のシンボル。
日本で一番有名なかぼちゃです。

海岸に黄色い南京なんて,すごい違和感。
でも周囲の景色と違和感なく溶け込んでいる矛盾。
いまや,直島の海岸に当たり前のように存在しています。
少し歩くとベネッセハウスの前に出ます。
芝生にはカラフルな動物たち
かえると猫/カレル・アペル
平面によって2分割された円筒/ダン・グラハム
腰掛/ニキ・ド・サンファール
ここでベネッセハウスの中に入ります。
宿泊者以外は入ることができないベネッセハウスですが,
中を案内していただけるツアーがあります。
このツーがいいんです。
ツアーの最初,入口にあるのがこれ。
ブラインド・ブルー・ランドスケープ/テレジータ・フェルナンデス
裏に鏡をつけたガラスキューブです。
何もしていないのに周囲の景色を写し取って,鑑賞の手元まで移動させます。

よく見ると私のカメラがたくさん写ってます。
さ,ここからがプライベートスペースです。
鍵を開けて中に入りましょう。
打ちっぱなしのコンクリートの建物は,
もちろん安藤忠雄の設計。
直島は安藤忠雄ワールドなんです。
バラ/須田悦弘

超絶技法の須田さんの作品がここにも。
これ,木彫りの彫刻なんですよ。
ペリスタイルⅤ/ジョージ・リッキー
風に漂う野外彫刻で有名なジョージ・リッキー。
兵庫県立美術館にも野外作品が展示さています。
館内にはいくつもの杉本博司の作品。

まるでミニ杉本博司美術館です。
光の教会・光の棺/杉本博司
安藤忠雄の代表作の1つ。
茨木春日丘教会,別名光の教会です。
床にあるのが光を閉じ込めた光の棺。
ワールド・トレード・センター/杉本博司
カリブ海,ジャマイカ/杉本博司
杉本博司のライフワーク。
世界中の空と水平線を撮った『海景』の1つ。
観念の形003 オンデュロイド:平均曲率が0でない定数となる回転面/杉本博司
苔の概念/杉本博司
船のような形から上に伸びているらせん状のものが『観念の形』
下のコケの平面が『苔の概念』
松林図/杉本博司

黒くて分かりにくいと思いますが,松林の写真です。
長谷川等伯とならぶ,現代の松林図です。
五輪塔/杉本博司
松林図の下にうっすら光っています。
レンズに使われる光学ガラスでできています。
このツアーですが,館内の作品の写真撮影が可能です。
杉本博司の作品が至近距離で見ることができる貴重な体験です。
通年行われているわけではないと思いますが,
ぜひ,参加してみてください。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2012/11/20(火) 02:20:02|
- アート/美術展/博物展
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