FC2ブログ

kazumiの  行ってきました

讃岐うどんとライブとアートの記録です。

大関 (高知県仁淀川町)

P1010374_20201120072907a62.jpg 

こんにちは,kazumiです。

高知に来た目的はもう1つ。
それは仁淀川。
奇跡の清流として知られる仁淀川は,その青く澄んだ水を称えて仁淀ブルーと呼ばれています。
でも,目的は仁淀ブルーではないのです。
1年のうち,紅葉のシーズンの10月11月の2か月だけ店を開けるという幻のお店。
仁淀川上流,安居渓谷沿いの大関に行ってきました。

P1010244_20201119220743c60.jpg 

佐川町から国道439号線で仁淀川町に入ると,もう仁淀川の上流です。佐川渓谷への細い道を選んでしばらく走ると,道はたちまち細くなって,4輪では対向できなくなる幅にまで狭まるところが何か所も出てきます。

P1010245_20201119220319046.jpg

見返りの滝を過ぎるとすぐのところ。
大きなカーブ沿いに張り付くように建っている山小屋のようなお店が大関です。
すでに十数人のお客さんが並んでいます。
ほんの数mの短い行列なのですが,店内は4席しかないため1時間も待つことになりました。

P1010426k.jpg  

大関の名物は仁淀川で採れるツガニを使ったかにうどん。
アメゴの握り
アメゴの姿ずし
アメゴの塩焼き

P1010243_202011192203192b6.jpg

そういえば,お店には鯉のぼりのような大きな布製のアメゴがありました。
さて,寿司は握りも姿ずしも食べて,塩焼きとツガニうどんを食べて,きのこご飯はどうしようかなんて思っていたのですが,並んでいるうちに次々と売り切れて行きます。

私の順番が来た時にはツガニうどんだけになってしまいました。
ツガニとは淡水産のカニの一種で,正式な和名はモクズガニ。大きいものは大人の握りこぶしぐらいの大きさの甲羅をもっています。それに5対の脚がありますから,淡水産のカニとしては国内では最大級。有名な上海ガニも近縁種だそうです。

さて,ツガニうどんの到着です・・・

P1010250_202011192207426af.jpg 

えっ。
これ?

想像の斜め上どころか,全く予想を超えるものがやってきました。
P1010252.jpg

これがツガニうどん?
そもそもカニはどこに?

実は仁淀川に限らず,この地域のツガニ汁やツガニうどんはすべてこんな感じなんだそうです。
なんでも,ツガニを粉々につぶして煮出すと,カニの身やみそと呼ばれる生殖巣などの内臓が加熱されてふわふわに固まります。それがツガニ汁。
それにうどんを入れるとツガニうどん。

P1010254_202011192207407e2.jpg 

大関のツガニうどんは,1杯のうどんにカニ2杯を使うといわれている濃度の濃いもの。
カニ好きでありながらカニにアレルギーがある私は,ツガニセンサーのようにその異常なまでの高濃度を感じてしまいました。

しかし,これはうまい。
この濃厚さは半端ではない。
こんな料理があるものなのか。
これはカニ好きにもカニ嫌いにもたまらない味です。

P1010260_202011192207400d9.jpg 

私の後ろ2・3人のお客さんでツガニうどんも終了。
これはまた,来年の紅葉に時期に来て,今度はアメゴの寿司でも食べたいな,と思っていたらなんとこの大関は今年で店をたたんでしまうんだそう。
今年といっても11月まで。
しかも,水温が下がるとツガニは動かなってしまって採れなくなるんだそうです。ですから月末まで営業できるかはかなり難しいとのこと。現実にはこの連休の23日を最終日として考えてらっしゃるそうです。

P1010376_2020112007253191b.jpg 

原因は高齢化と後継者不足。
幻の大関は,さらに手が届かないものになり,伝説になってしまうのかと思うと,残念で仕方がありません。
ツガニうどんを食べることできただけで幸運といっていいのかもしれません。

 
 
 

テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ

  1. 2020/11/20(金) 08:00:08|
  2. 高知県
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

大正軒 (高知県佐川町)

P1010088.jpg

こんにちは,kazumiです。

ここは高知県佐川町。
仁淀川にほど近い,山間の町。
高知に来た本当の目的はここ。
うなぎの老舗大正軒に行ってきました。

P1010092.jpg

以前,大正軒大阪店に行ったことがあったのですが,これが大変美味しかったんです。
何軒も何軒も鰻を食べてきました。
国産も,外国産も,
天然も,養殖も,
四万十の天然も,北方湖の天然も,
神西湖の天然も,琵琶湖の半天然も,
有名店も,これからのお店も,
老舗も,新進気鋭も,
専門店のうなぎも,牛丼屋のうなぎも
ふっくらした江戸前も,カリッカリに焼かれた名古屋も,
地焼きの関西も,甘い醤油の博多も,
うな丼も,うな重も,
錦糸丼も,蒸籠蒸しも,
まむしも,ひつまぶしも,
かば焼も,白焼きも,
串焼きも,肝焼きも,
かしらも,ひれも,
倶利伽羅も, 八幡巻きも,
う巻きも,うざくも,
骨せんべいも,煮凝りも,
果ては心臓に至るまで,
たくさんたくさん食べてきました

P1010093.jpg

でも,すべての店の中で私に一番フィットしたのが大阪大正軒だったのです。
私の中ではvery best。
best of bestです。
大阪大正軒のうなぎは肉厚。
そして地焼きの表面は表面はカリッカリ。
もちろん,苦みが出るほど焦げてはおらず,
たれの糖分によってカラメリゼされたようなカリカリさ。

しかも中はふっくらと仕上がっており,
うなぎの一番のポイントは,産地でも天然・養殖の差でもなく,最も大きく影響するのは,焼き手であると確信したわけです。これは焼き手の上手下手というのではなく,焼き手がどのようなうなぎにしたいかという目的と,私の嗜好とが一致しているかどうかということ。
そういう点では,大阪大正軒は私にドンピシャだったわけです。
これからは,大阪大正軒1つあれば大丈夫。
灯ったのですが,本店に行かないのは画竜点睛を欠くとことで,高知まで来たわけです。

さて,大正軒本店は全席個室の完全予約制。
朝一番の時間を予約してした私は定刻どうりにお店に到着。

玄関で私を待ち受けていたものは・・・

P1010167.jpg

世界の盗塁王福本豊さんです。
高知は30年の長きにわたり,阪急ブレーブスのキャンプ地だったのです。

P1010168_20201118112752f07.jpg

ユニフォームだけではありません。
バットにグラブにサインボール。記念のトロフィーまで展示してあります。
ここはまさに,福本豊記念館です。

P1010170_202011181127510c1.jpg

さて,ようやくうなぎの話です。
私が注文したのはフルコース。
すべてのメニューの中で,最も安くてたくさんのうなぎを食べることができるのがフルコースです。

P1010173_202011181307146f2.jpg

注文してしばらくすると,来ましたこれです。
ご飯の上にはうなぎが2片。
少ないと思うでしょ。

P1010174_20201118130714f82.jpg

でも,予備がこんなに用意されているんです。

P1010175_20201118130713ba9.jpg

大振りのうなぎがど~んと正一尾。
一片一片が大きい。しかも肉厚。
十分すぎる量です。
P1010185_2020111813131236a.jpg

裏返してみると黒白黒。背開きですね。
P1010181_20201118130712e94.jpg

晩秋は脂が一番のっている時期。
皮をはがそうとするとペロンと剥けてしまいます。
まるで脂ののった秋刀魚のような皮下脂肪の層が見えます。
P1010187.jpg

そうなんです。
うなぎの旬は実は秋から冬。
活動が低下する冬場に備えて多量の栄養分を蓄えようとします。
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣がありますが,
実は旬を外した夏場のうなぎを売るために,平賀源内が知恵を貸したという話があるくらいですから,夏場は旬じゃないないんです。

P1010179_20201118130712d23.jpg

皮は焦げているように見えますが,これが美味しいんです。大阪店同様パリッパリです。
しかも中は身が硬くなることもなくふっくらです。
味は大阪店と変わりません。大阪店の味は本店の味を100%受け継いだものといえます。

それもそのはず。
本店と大阪店の店主はご兄弟。
大阪店では奈良,本店では愛知の養殖うなぎの新仔うなぎを使っていましたが,やはり大切なのは焼き手の価値観が自分に合っていることだとおもうのです。

大阪店と変わらないのがうなぎの量。
間違いなく,間違いなくうなぎが余ります。
本当は,ご飯が余ったときのためのお新香ですが。
P1010191_20201118131310f40.jpg

今日も出番がなかったと,泣いておりました。


大正軒
高知県高岡郡佐川町甲1543
0889-22-0031
11:50~14:00
17:00~21:00
定休日:日曜日
完全個室・完全予約制ですので,定休日,営業時間含めて必ず事前連絡が必要です。



そして,見逃せないのがこれ。
仁淀川山椒です。
P1010183_202011181307117c6.jpg

しかも,うなぎ店に卸すために作られた精粋という商品です。
普段うなぎには山椒をかけないのですが,これは別。
味も香りも劣化して,おがくずみたいな山椒を見ることがしばしばありますが,
この精粋は美しい若草色。そして鮮やかな柑橘系の香り。山椒なのにレモンを絞ったような瑞々しさ。
P1010190_20201118131310a73.jpg

定価たったの500円ですが,残念なことに今シーズンは入手困難なのがつらいところ。
と,仰木さんも言ってました。
P1010194.jpg

 
 
 

テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ

  1. 2020/11/18(水) 15:16:17|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0

牧野公園 (高知県佐川町)

P1010152.jpg

こんにちは,kazumiです。

ここは高知県佐川町。
佐川と書いて読み方は『さかわ』。
仁淀川の上流に位置する山間の町,歴史の街だそうです。

旧青山文庫
P1010161_20201116153917314.jpg

江戸時代からの酒蔵が残っています。
酒王 司牡丹の酒蔵
P1010090.jpg

名教館
P1010159.jpg

たくさんの名士を排出した佐川町ですが,
佐川を代表する著名人の1人が牧野富太郎。
だれ,それ?
ですよね。
牧野富太郎は日本の植物学の権威であり,
日本の植物の分類系統学の祖でもあります。
図鑑には牧野博士が名付けた植物がたくさんあります。

生家跡地には牧野富太郎ふるさと館が建っていて,当時の様子を再現しています。
P1010079.jpg

青源寺の山門です。
本堂に向かう石段は苔むし,樹木におおわれています。
P1010112_202011161539188d8.jpg

本堂からは勤行でしょうか読経の声。
P1010114_202011161539164c8.jpg

そのわきをぬけると『牧野公園』です。
高知市内の五台山にあるのは『県立牧野植物園』
牧野富太郎の故郷にあるのが『牧野公園』です。

P1010118_20201116153918973.jpg

P1010126_202011161719393fc.jpg

ここには,彼にゆかりのある植物を中心に,四季の野草が集められています。
晩秋の時期でしたので開花しているものは少なかったのですが,それでもたくさんの種類の花を確認することができました。

P1010127_202011161719384d2.jpg

P1010146.jpg

すべてはいわゆる山野草というものです。

P1010129_20201116171938834.jpg

品種改良された栽培種ではありませんので,地味なものが多いですね。

P1010138.jpg

名札のあるものもありますが,名札のないものは,大まかな分類まではわかりますが,詳しい名前までは特定できません。
サカワサイシンは牧野博士が命名したのなかでも,佐川町の名を冠しています。
P1010147.jpg

P1010148.jpg

花がなければ,単なる雑草に見えるかもしれません。

P1010142.jpg

『道端咲いてる雑草にも 名前があるなんて忘れてた♪』
欅坂46の『二人セゾン』の一節です。

P1010157_202011161724220e7.jpg

『雑草という草はありません』
牧野富太郎博士のことばです。
 
 

テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ

  1. 2020/11/16(月) 18:00:00|
  2. アート/美術展/博物展
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

屋台 松ちゃん (高知県高知市)

P1010069_20201113211642361.jpg

こんにちは,kazumiです。

高知といえば日曜市?
いいえ,屋台です。
初めて高知に来たのは,何年前でしょうか。
市内の一角にたくさんの屋台があったのですが,今回来てみたらたったの4軒。
ずいぶん少なくなったものです。

P1010068_20201113211642dab.jpg

そのうちの1軒,松ちゃんに行ってきました。
高知の屋台といえば,ラーメン,ぎょうざそしておでんと,判を押したようにみんな同じなんです。
もう,うどんを食べていたのでラーメン抜き。
おでんとぎょうざとビールを注文しました。

おでん3品
P1010065_2020111321164125b.jpg

泊りの日は飲めるのがいいところ。
バイク乗りは飲めないですからね。

ぎょうざは皮が極薄。
P1010067.jpg

そして焼くというよりは,油で揚げ焼きにしているようです。薄い皮は揚げられてさらに薄くなり,力を加えるとハラハラと崩れ落ちるほど,パリパリに仕上がっています。
これ,どこの屋台に行っても皮薄の揚げパリが出てきます。
これがビールに合うんです。

しっかりもっちりの王将育ちの私にとっては,正反対のぎょうざでした。
 
 

テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ

  1. 2020/11/14(土) 08:00:08|
  2. 高知県
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

我楽路屋 (高知県高知市)

P1010061_2020111222044849e.jpg

こんにちは,kazumiです。

奈良を出たのが,ちょうど20時。
第二阪奈・阪神高速・淡路鳴門道・高松道・高知道と乗り継いで4時間と少し。
日付の変わった高知に到着です。

P1010058_202011122204479a1.jpg

P1010059_20201112220446150.jpg

まずは腹ごしらえ。
アーケードの商店街のお店はすべてクローズ。そんなところに灯りが1つ。
高知大丸の前の深夜のうどん屋台,我楽路屋に行ってきました。

P1010056_20201112220446cfa.jpg

名物は天ぷらうどんらしいのです。
品ぞろえはこんなにあるのですが,みなさん天ぷらうどんを注文してます。
名物は天ぷらうどんらしいのですが,
実は,隠れた名物は注文してからのおっちゃんの動きなんです。

テキパキと独特のリズムでうどんを湯がいてダシを張って,天ぷらを乗せます。まるで,精密機械のように次々と来る注文をこなしていきます。東京から来たという客は,うどんではなくおっちゃんの動画を撮ってたくらいです。
うどん的にはごく普通の袋麺に揚げ置きの天ぷらですから,特段大したことがないのですが,なぜか客が絶えません。酒豪県高知の皆さんは,飲んだ〆にここを選ぶ方が多いようです。 

どうやらここは,高知県が誇るべき,そして愛すべきハイスペックテクノロジーだったのかもしれません。。
 
 







テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ

  1. 2020/11/13(金) 08:00:08|
  2. 高知県
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ

著者近影

kazumi

Author:kazumi
 
基本うどんブログです。

ライブもアートも大好きです。

バイクに乗って

あっちこっちに

行ってきましたを

お話します。
  

FC2カウンター

カレンダー

10 | 2020/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

最新の行ってきました

カテゴリ

アート/美術展/博物展 (326)
ライブ (242)
香川県高松市 (411)
香川県香川町 (4)
香川県香南町 (13)
香川県塩江町 (23)
香川県庵治町 (2)
香川県国分寺町 (12)
香川県坂出市 (43)
香川県宇多津町 (13)
香川県丸亀市 (30)
香川県飯山町 (8)
香川県綾上町 (10)
香川県綾歌町 (3)
香川県綾南町 (25)
香川県善通寺市 (34)
香川県琴平町 (17)
香川県満濃町 (19)
香川県琴南町 (15)
香川県仲南町 (3)
香川県多度津町 (15)
香川県三野町 (3)
香川県仁尾町 (3)
香川県詫間町 (5)
香川県高瀬町 (14)
香川県豊中町 (3)
香川県山本町 (3)
香川県観音寺市 (22)
香川県財田町 (2)
香川県大野原町 (3)
香川県豊浜町 (12)
香川県三木町 (8)
香川県牟礼町 (5)
香川県さぬき市 (32)
香川県東かがわ市 (21)
香川県土庄町 (11)
香川県小豆島町 (15)
香川県直島町 (14)
香川県女木島 (5)
香川県男木島 (12)
香川県沙弥島 (2)
香川県豊島 (12)
香川県本島 (10)
香川県高見島 (3)
香川県粟島 (4)
香川県伊吹島 (6)
船上うどん (21)
香川の風景 (60)
岡山県犬島 (5)
大阪府大阪市 (37)
大阪府豊中市 (77)
大阪府吹田市 (23)
大阪府池田市 (4)
大阪府茨木市 (1)
大阪府高槻市 (1)
大阪府箕面市 (8)
大阪府守口市 (2)
京都府 (16)
兵庫県 (11)
滋賀県 (4)
奈良県 (42)
和歌山県 (4)
宮城県 (2)
東京都 (63)
神奈川県 (1)
静岡県 (2)
石川県 (5)
福井県 (6)
愛知県 (6)
岡山県 (3)
広島県 (14)
島根県 (3)
山口県 (2)
徳島県 (20)
愛媛県 (6)
高知県 (23)
福岡県 (10)
寿司 (174)
鰻 (74)
神社仏閣 (61)
スポーツ (7)
イベント (47)
観劇 (4)
建築 (40)
Perfume (71)
未分類 (141)

コメント,ありがとうございます

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック